第157回『プロ・デザイナーの終わり?!』
ある編集の仕事で草分け的な仕事を成し遂げ、いまも意欲的に生きておられる二人の女性に話を伺う機会を頂きました。 お一人は世界にも高名なデザイナー、もうお一人は作家。お二人の共通点は事業家でもある点ですが、それ以上に感じた
第156回『先見的な人事異動!』
4月は人事異動の季節でもあります。 先日、ファンサイトでお世話になっている大手企業のマーケに勤務するSさんから、人事異動のご挨拶を頂きました。今回の仕事は、「倫理」管理に関わる仕事だそうです。 私は、流石に一流と言わ
第155回『J/ボンドに見る「男社会の終焉」』
007の新作をご覧になりましたか?ダニエル・クレイグが新しいボンドになったシリーズ第二作。従来のモノと様変わりして来ていますが、今回とくに従来にはない特徴は、まずはあれやこれやの仕掛けのあるガジェットが登場しないこと、
第154回『Tashkentale08に参加してNo7 衝突から出会いへ』
【火を囲んでバスを待つ】 ブハラ市でのアートイベントのエンディングは、リョウズの傍のレストランでの打ち上げパーティ。多少のお酒を交えての参加者同士のお互いたどたどしい英語を通じたノミニケーションでした。 この地の10
第153回『Tashkentale08に参加してNo6 風土、歴史、実験』
熱狂的な歓迎のなか、オバマ氏が大統領に就任しました。同時に、いま黒人社会では自身のルーツ探しが流行となり、ビジネス化しているそうです。文化への自信や誇りを持つことは、歴史と向き合うことでもあります。こうした歴史への眼差
第152回『Tashkentale08に参加して・・・その5 文明のCross Roadでの気楽な出会い』
文明のCross Roadでの気楽な出会い タシケンターレTashkentaleとは2年に一度、タシケント市で開催される写真のビエンナーレのことで、今回は第4回目に当たります。主催はウズベキスタン芸術アカデミーでその
第151回『Tashkentale08に参加して・・・その4 What’s Change?』
タシケントの中心からクルマで15分くらい、有名なチョルソバザールの近くに「旧い街」と呼ばれる地域があります。 狭い汚い迷路のような路地が入り組んだ地域で白褐色の土煉瓦で囲われた住居が連なった一角。美しいタシケントの街と
第150回『Tashkentale08に参加して・・・その3 Beyond GDP?』
タシケントではふと違和感に襲われます。それはオアシスの都市でありながら、風俗やキャバクラ、カラオケ、ゲーセンなど都市固有の悪所が目につかないことに原因があるのかもしれません。 今回のビエンナーレでは各国のカメラマ
第150回『 Tashkentale08に参加して・・その3Beyond GDP?』
タシケントではふと違和感に襲われます。それはオアシスの都市でありながら、風俗やキャバクラ、カラオケ、ゲーセンなど都市固有の悪所が目につかないことに原因があるのかもしれません。 今回のビエンナーレでは各国のカメラマンた
第149回『Tashikenntale08に参加して・その2 価値尺度の揺らぎ』
Tashkentale08が開催されたのは10月20日。おりしも現地TVでは、サブプライムローン問題から波及した金融システムの混乱がドミノ現象のように東欧、ウクライナ、ロシアなど連鎖して起こっていることが報道されて