第376回 つくりだす暮らし

先週末は千葉の古民家を購入し再生しながら、里山の豊かでおしゃれな暮らしを体験する「芳泉茶房 古民家再生プロジェクト」のTさんご夫妻を訪ねに千葉まで友人らと行ってきました。

Tさんは以前は東京でお勤めだったそうですが、お料理研究家の奥様とライフスタイルを変えようと移住され、160年前の古民家を購入、お友達と自らも手を動かしながら人間らしく価値のある各種イベントを開催。

今回女性陣は最高のチョコレートを作る講座に参加することになり、私ら男性陣は、相模湖のおだやか家で進めているコブハウスプロジェクトのために、偶然にも茶房の近所で行われていた(茅)縄文屋根 を主宰するWさんの「茅葺屋根の再生ワークショップ」を見学しに行くというプラン。

藁葺き屋根にも初めて登らせてもらったり、藁を束ねて縄を結ったりして楽しく過ごせました。

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前日は冷たい雨の日でしたが、この日は春の訪れを感じさせる暖かい日。
TさんもWさんも都市生活から、自分らの生きる環境を自分らで整え、創りだす生活へシフトしています。
また、どちらのワークショップにもそのシフトを希望する人がたくさん来ています。

私と妻もおだやか家のS夫妻と3年前に出会い、これからの人生をどうやって生きていきたいかの指針が見えてきました。

それは「つくりだす生活」です。

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そんなにモノに執着しないとはいえ、ほとんどのものを買い、消費していた生活から、つくりだす生活へのシフト。
野菜や大豆をつくり、漬物をつくり、味噌をつくり、きなこをつくり、納豆をつくり、醤油をつくり、縄をつくり、藁葺き屋根をつくり・・・

来月はソーラークッカー(太陽光)で、お料理をつくるワークショップを始められた宇宙キッチンにお邪魔させてもらうことになりました。いよいよエネルギーをつくるチャレンジです。

シンプルでありながら、それが実際にできてきた時の心の充足感は体験してみないと分からないと思います。
自分で手を動かして、つくりだしてみてこそ初めて分かることがあると実感する毎日が楽しいです。

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