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第126回『子年はクリエイティブ思考事始め』

新春を迎えました。
皆さん今年の思いはどのようなものでしょうか?

ご承知のように本年の干支は子=「ねずみ」。
12支をぐるり一回りして始めに戻った年です。
これはある意味では、象徴的と言え、これからの時代を考えるときゼロ時点に立って思考する年が始まったとしてもいいのではないかと考えます。
これは覚悟の暗示でしょう。
それではどの方向に向かえばいいのでしょうか?

ここに一つの示唆があります。
西洋の占星術の考えでは、20世紀までは、魚座の神秘性に基づき、人類が物質のみでなく精神をも多少評価するよう時代だそうです。
つまり魚座の時代とは、キリストが登場してから現代まで。
その2000年の間は、帝國が生まれ、列強が支配し、多くの国々を戦乱に巻き込できた時代です。
しかし、この魚座の時代は、思想が民主主義・民族主義などにより細かく分断されつつ終わりを告げようとしており、そして21世紀は、魚座の時代を離れて「水瓶座」の時代へと移りつつあるとの説。

この水瓶座の時代 の特徴は、水瓶座の革命作用により価値観が大きく変り、魚座の時代には物質に従属するものと考えられていた精神や霊というものが、むしろ重要視され、物質と精神が等しく評価され、その融合の中に新しい生活の価値観が出てくる時代であると推定されているのです。
東西共に新時代への期待は「パラダイム」の変換へ要請です。
もちろん迷信として笑い飛ばすのは自由ですが・・・。

いま先進国の企業は大きな苦境に対面しています。
それは一言で言えば「モノを中心に置いた経営」の限界です。
安価なモノ・人などの資源を求めて世界を飛び回ってもそれが企業成長に結びつくどころか自身の首を絞めることにつながることがもはや自明となってきたのです。
D/ベルは20世紀後半を知識社会と定義しましたが、いまやその知識そのものですらコモディティ化が急速です。
こうした動きに対して、いまは未だ回答はでていません。
しかし一部の先進企業では、現状のブレイクスルーの道として人々の「創造性」=クリエイティビティに期待を寄せ始めています。
ここ数年来、「クリエイティブ」に関わる経営書が刊行されているのもこうした流れを裏付けるものでしょう。

人が欲しくなるモノ、感動するモノ、心底愛着してくれるもの、を開発し提供していくためにどうすればいいか?
追進してくる新興国企業との競争には「モノ発想」からの脱却しか道は残されていないのではないか、先進企業の危機感がいまやカタチとなって表れ始めています。
i-Podの成功、GEのエコプロジェクト、P&Gの動きなどそうした典型例と言われます。
プロダクト開発からマーケティングまで、従来のモノから精神へとパラダイムを転換し、一連の創造性=「クリエイティブ思考」を導入する経営の登場。
そしてこうした動きはいま始まったばかりです。
新たな子の年、これぞクリエイティブ思考事始めの年ではないでしょうか?

子の日する野辺の小松を移し植えて年の緒長く君ぞひくべき(新古今:賀歌)

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