第114回「狭くても濃いこと」

月刊ダンスビュウ

暑いですね、、。とても6月とは思えない熱気と湿度。

今回は、弊社の事例を少し紹介させていただきます。

月刊ダンスビュウという社交ダンス雑誌のWebサイトに関わらせていただいます。

このサイトは特徴がはっきりしています。

当時のご担当者様とのお打ち合わせで3つの課題

・更新性(担当者が更新がしやすいこと)を高くしたい
・雑誌への誘導導線を作りたい

そして、3つ目が
・データベースの可視化がしたい
でした。

いわゆる雑誌メディアのWeb化はいまだに本誌をPDFで張り込んだようなサイトか
記事自体をWEB限定で公開するようないわゆる「記事の切り売り」が多いように感じます。

弊社も各社でファンサイトを運営するに当たり、記事制作を行いますのでこちらはよくある策で有効策であると言えると思います。

しかし、データベースを可視化ということでご相談いただいたのは珍しいことでした。
お話をお聞きすると社交ダンスのメディアで唯一全国の「パーティ」いわゆる小さな集まりをFAXで集めてそれをリスト化して雑誌に掲載されているとのことでした。これにはかなりの手間が掛かります。

この手間を雑誌だけではもったいなくWEBで見せられたらというご要望でした。

実際、見てみると社交ダンスならではの言葉とキーワードで分類されたデータベースでした。

私自身もこのご縁に、少しだけ社交ダンスの靴等を購入しやってみたらその意味が分かりました。
つまり、とても専門的だけど社交ダンスを始めた方には親切な情報なんですね。

コミュニティとしては、一般向けではないものの領域が狭くて濃い情報がまさに価値になっているものだと感じました。そちらをシステム設計から関わらせていただき出来たページがパーティ検索です。

https://www.danceview.co.jp/party/

こちらをPC・スマートフォンから気軽に検索いただけるように工夫しつつ、雑誌に出向いただいているスポンサーやWEBでの広告も表示されるようになっておりマネタイズも想定され公開されました。

その後も数々の改修を重ねてサイトの核となるページとなってくれているそうです。

リリースから10年ですが今も多くの社交ダンスファンの方に使われていることを嬉しく思います。


ファンサイト有限会社はWebサイト、SNS運用、オウンドメディアなど、デジタルにまつわるコミュニケーションのご相談を随時受け付けております。
自社の発信に課題感をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

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