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第5回 ライブハウス、ライブの家

ライブハウス、ライブの家

昨日、大好きなテデスキトラックスバンドのライブに行ってきました。
デレクトラックスのスライドギターに身を任せ、己の身体が浮遊してしまうほどの心地良さ、圧巻のステージでした。
一昨年来日時には渋谷公会堂で観たのですが、今回はもっと間近で見たく渋谷アックス。
この年齢には些かライブハウスでの終始スタンディングはキツかったです(笑)

ライブハウスというと、関西在住時代に通った「磔磔」「拾得」「チキンジョージ」あたりを思い出します。
学生時代、僕もバンドを組んでいてライブハウスで演奏をしていましたが、当時出演していたライブハウスは、文字通りライブ“ハウス”。
ライブをする“家”。そこは、ライブをする人々がまるで住んでいるかのような空間でした。お父さんの様な小屋主が居て、僕らは小僧。

僕は特に京都の「拾得(じっとく)」というライブハウスによく行きました。
よく一緒にライブをやったり遊んだりしていたローザ・ルクセンブルグというバンドのどんとという友人がバイトをしていました。
拾得は店の奥に「はいから万華堂」という古着屋さんがあって、そこの主はワカさんという女性。
スペシャルズというスカバンドが来日した時の前座をやっていたノーコメンツのプロデューサーで、僕の事を同郷(岡山)の義理でよく可愛がってくれました。
「はいから万華堂」には雀卓があり、深夜になるとワカさんやどんとと麻雀を打ちました。ワカさんはいつも古着の着物を羽織っていました。
今から思えば不思議な光景です。
でも、どこかそれこそがライブ“ハウス”的なものとして僕もそこに集う皆も理解していました。そこは、単に音楽を奏で聴くホールでは無く、音楽とそのぐるりを楽しむ“家”なんです。
当時サブカルなんて言葉はありませんでしたが、サブカルが生まれるまさに空間の様に思えました。
ぶくぶくとあぶくの様に生まれてくるロックとロック的なもの。それを生み出すライブの家。

昨夜のテデスキトラックスバンドは最高にカッコよかった。
心底しびれました。
でも、実は「拾得」的ライブ“ハウス”で観たかった。
テデスキトラックスバンドは嫁がヴォーカル、旦那がギター、バンドはファミリー。
余計に、“家”での演奏を聞きたかったです。

こうやって書いていると、居てもたってもいられず拾得へ、京都へ行きたくなりました。
拾得は、一説によると世界で最初のライブハウスだったそうです。

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