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第946号『マーケティング塾開講』

2年ほど前から、月に1~2回(原則としては隔週で)「ファンサイトマーケティング塾」をリモートで開講している。

この塾を開講するきっかけは、入社2年目でデザイナー職の後藤と、入社1年目のシステムとデザイン担当の楠原への社内研修の一環として始めたものである。
時間は45分。
課題図書を声に出して一人ひとり輪読しながら、時折僕が解説を入れるという極めてシンプルな方法での講義である。
時間もかかり効率も悪いが、でもこの方法が一番身につくと確信している。

そもそも、なぜ塾を始めたのか、その2つの理由をお話したい。

理由の1つ目。
弊社も創業21年の歴史がある。
この間、社員やスタッフとして関わってくれた方々も指を折るだけでは済まない数になる。
その多くが数年の勤務を経て、さらに自分の輝けるステージへと飛躍している。
決して卑下して言っているのではなく、僕自身、ファンサイトという会社は、才能ある社員やスタッフが次へのジャンプをするための場のひとつだと思っている。
彼ら一人ひとりの成長を促すだけの質も内容も伴う仕事で、大手に負けない厚みのあるプロジェクトを遂行しているとの自負もある。
ただ、小さな会社ゆえどうしてもOJT「On-the-Job Training」、つまり実務をしながら職業訓練をするというスタイルになる。
気がつけば、放置プレイになってしまうことも多々ある。
こうした状況をどうすれば回避できるかと思いながらも、日々の忙しさにかまけて、具体的な施策を講じることなく過ごしてきた。

そして、こうした現状を変るべく塾を開講することにした。
それならば、大企業のように高額な研修費をかけて、新人にスキルを学ばせることは難しいが、工夫しだいでなんとかなるのではないか。
そして、小さいからこそできるアナログな輪読というやり方を採用した。

理由の2つ目。
いまだにデザインとは、好き嫌いといった恣意的な領域のものだと勘違いしているお客様や制作者が多数いる。
いまや、こうした幻想的物語は通用しない。
むしろ、クリエイティブに関わるスタッフこそマーケティングは必須と考えている。

お客様との関係を続けるために、これまでのような広告宣伝では立ち行かなくなった。
まだ世の中に課題が山積みだった牧歌的な時代、お客様は企業から発信される情報を求めていた。
それに応えるべく、たゆまぬ企業努力により消費欲求の解決は進んだ。
一方で、企業側からの発信量は増え続け、情報の供給が需要よりも多くなり、これまでの方法で自社の商品やサービスをお客様に届けるのが非常に困難になった。
もっと言えば、そもそも何を価値として生み出すべきなのか、その意思決定が難しくなっている。
広告や広報が話題になっても、お客様からは冷めた反応しかなく、顧客とのコミュニケーションが失敗に終わってしまうケースも増えた。
いまや企業や社会、人の課題を解決し創造する活動、つまりマーケティングとしての打ち手を考えることが必須となった。

さて今週も、社員2名に新たにこの春から弊社に来ているインターン生2名も加わり、4名と僕とでファンサイトマーケティング塾を開講する。
ゆっくりとではあるが、しっかりと学びを通して成長している様が目に見えて楽しい。

ご興味のある方、お声がけください。
席を若干名ご用意できるかも。

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