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第502号『初めてのインフルエンザ体験記』

【処方された解熱剤】
【処方された解熱剤】

異変を感じたのは、恒例となった走る仲間との新年会も終わりかけの時であった。
自宅兼用の仕事場に昼ころ集まり、近くの公園を小一時間ほど走り、シャワーで汗を流す。
そして、ほとんど、これが目的と言っても過言ではない二次会へ。
持ち寄った酒と肴で、今年はどんなレースに出るか、などと話をしながら過ごした。

会も終わりに近づいたころ、ゾクゾクと寒気がする。
熱があるのか、酒で火照っているためなのか、体の芯が定まらない。
生憎、この日、妻は友人の誕生会に参加していて留守。
仲間が帰った後、ともかく熱を計ろうと、薬箱から体温計を取り出し、脇の下に挟み込む。
チ・チ・チと、デジタルな計測音がして脇の下から取り出し見てみる。
38.7度。
直ぐに市販の風邪薬を飲み布団に潜り込む。
これが、連休中日の日曜日、夕方のことである。

「寒い!」と目が覚めたのは、夜中1時を少し過ぎたころ。
汗でパジャマがぐっしょり濡れ、その冷たさで目が覚めた。
熱を測ると、37.6度。
このまま熱も下がって、明日にはスッキリと風邪も抜けているだろうと、思いながら
新しいパジャマに着替え、市販薬を飲み、再び布団に潜り込んだ。

6時ころ、目が覚める。
辺りが薄暗い、そしてシーンとしている。
朝なのか夜なのかも判然としない。
それにしても、身体の節々が痛い。
骨と肉の間を、細く薄いナイフで削りとられているような痛みが走る。
こんな想像すら悍ましいし、経験もないが、それほどに不快な痛みである。
しばらくぶりのランニングでの筋肉痛なのか、それとも風邪が原因なのかと、
ぼんやりとした頭でカーテンを開ける。
一面の雪。

体温を計ると38.8度と、相変わらず高熱。
身体を動かす気力もなく、この日予定していたすべてのことをキャンセルし、
ともかく休むことにした。

火曜日、朝一番で近所の病院で受診。
受付で症状を伝えると、まずは、マスクの自動販売機でマスク購入し、着用したまま、
看護士に誘導されながら、待合室とは違う隔離された部屋で待機。
ほどなく、看護士が現れ鼻に綿棒のようなものを入れられ粘膜を採取し、部屋から出て
行った。
どうなるのかと、待っていると医師が登場し、あっさりと、インフルエンザであると
告げられた。
さらに、今日から最低3、4日は人と接触しないようにと言われた。
しばらくして薬剤師が現れ、処方された薬をわたされ、吸入式のカプセルに入った
粉末薬をその場で吸引し、併せて解熱剤も飲んだ。
すべて隔離された一部屋で会計もすませ、帰宅。
この日のほとんどの予定をキャンセルし、再び布団へ。
この間、食事といえば、妻の作ってくれた、おじやと、うどんを朝夜2回摂る程度。
2日後、ようやく、削ぎ取られるような身体の痛みも熱も治まってきた。

これまでの風邪とは、次元の違う痛みであったが、その分、身体の隅々に溜まっていた
毒素が、細胞レベルで更新されたような爽やかさを感じている。
あるいは、ここ数年したことのなかった連続しての禁酒が、そんな気分にさせている
だけかもしれないが。(笑)

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