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第340号『結社』

【空へと繋がる?】
【空へと繋がる?】

近頃、朝の勉強会、オトコのお料理会、音楽や朗読の会、週末のパーティ、ランニング教室など、友人知人たちが様々な集まりに参加していると、耳にすることが多い。

どうやら結社が流行のようだ。
そういえば、ベストセラーになった『ダ・ヴィンチ・コード』も『1Q84』にも結社が登場する。
結社といえば、フリーメイソンから、ロータリー・クラブ、ライオンズ・クラブまで、これまた様々である。

父が昔、ロータリー・クラブに所属していたことがある。
そんな縁で子供の頃、ロータリー・クラブのイベントに参加した。
大人たちが、会の初めに会則を呪文のように唱和していたのを不思議な気分で眺めていた。

そのロータリー・クラブは、1905年にシカゴで結成された。
ちなみにライオンズ・クラブは1917年の結成である。
いずれにしても、100年に近い歴史を持つ。
当初、メンバーの自宅での食事会であったが、次第に地域での社会奉仕を目的とした集まりになり、ソーシャル・サービィス・クラブと呼ばれるようになった。

ロータリー・クラブもライオンズ・クラブも20世紀初め、アメリカの商工業の中心地だったシカゴやデトロイトといった中西部で生まれ、発展した。

なぜか?
商工業の中心地となったこの地に、膨大な人々が流れ込んだ。
彼らは、故郷の共同体から離れ、都市生活者となった。
その新たな地で、新たなネットワークが必要になったのだ。

100年に一度の事態が起き、多くの枠組みが変わろうとしてる。
これまで形成されてきた、会社や組織での繋がりが危うい。
そして、多くの人々が孤独の中にいる。
だが、それは個人がどんなカタチで他者と出会えるかを考え、探り、新たなネットワークを構築するチャンスでもある。

いま、様々な集まりや結社への関心は、新たな切り結びを探そうとする、無意識の希求なのかもしれない。

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