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第314号『矜持と諦観』

【彩のある植物】
【彩のある植物】

不器用なのか、仕事と遊びを分けることが出来ない。
仕事のなかに遊びがあり、遊びのなかに仕事がある。
与えられたすべの時間が仕事と切り結ばれている。
だから、仕事場は遊び場でもあると思っている。

これと似た場がある。
学校、あるいはもっと小さい規模の塾。
子供達が、遊び学ぶ場である。
ファンサイトもそうした意味では、塾でもある。

今年、このファンサイト塾から2人の塾生が巣立った。

ひとりは田中滋。
長年の目標だったスポーツライターの仕事に専念すべく、準備してきた。
その彼に、チャンスが訪れた。
Jリーグ公認サイトJ’sゴールで、鹿島アントラーズ専属ライターに起用された。
さらに、サッカーに特化した新聞「エル・ゴラッソ」でも執筆の場を得た。

もうひとりは柳澤史樹。
彼は、3年前、まったくの異業種からこの世界に飛び込んできた。
石の上にも3年、全体が見渡せるようになってきた。
そして、自らの足りない部分が気になりはじめた。
いま、その部分を埋めるべく、次の場へと進む決心をした。

成功するには、基本的な素質と運が必要だ。
ただし、運は努力した者のみが引き寄せることができるものだ。
そうした意味では、彼らはファンサイトで必死に努力を積み重ねてきた。
次の場でチャンスを活かし、更に活躍することを期待している。

来る者は吟味し、去る者は追わず。

新たに、ファンサイトの塾生になった者もいる。
文屋潤。
通信キャリアの営業職からの転職である。
これから、ファンサイト塾での仕事を通して何を学び獲得していけるか、彼の成長がいまから楽しみである。

好きな言葉に、矜持と諦観がある。
矜持、プライドというよりは、自分を信じること。
諦観、あきらめというよりは、自分を知ること。
ふたつのバランスが理想である。

バランスをとりつつ、ファンサイトという仕事と遊びの場を、もっともっと多くの才能がおもしろがれる場にしていきたい。

お知らせが2つ。
1.今年最後のファンサイト通信です。
 この1年、ファンサイト通信をご高覧いただきありがとうございました。
 来年は、1月9日(金)配信予定です。

2.来年1月、さらに機動力ある展開をすべく神田オフィスを浜町アトリエに統合します。

ゆく年、来る年、皆様にとって良い日々でありますように。
来年もよろしくお願い申し上げます。

                        ファンサイト代表 川村隆一

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