本題に入る前に、最初にお詫びとお願いをしなくてはなりません。
前回 第355回 8/2緊急決定!元自衛官 泥憲和さんが「YOKOHAMAデモクラシー道場」に登壇! とお知らせした泥憲和さんの回は、ご本人の事情により、9月13日(日)に変更になりました。
申し訳ありませんが、スケジュールを修正いたしますことを最初にお伝えします。
イベント申込はこちら→https://www.facebook.com/events/1619079155040455/
さて、本題に入ります。
この「YOKOHAMAデモクラシー道場」も8月27日(木)に開催する、元国連職員 伊勢崎賢治さんの再登壇で、のべ4回目の開催になりますが、これを続けてきたことによって「新しい息吹き」が生まれたことを大変に嬉しく思っています。
それは、大学生を中心に結成されたSEALDsの一人、友人の娘さんである法大生、山田和花(のどか)さんのこと。
明治学院大学生の奥田愛基くんをリーダーとして、原発事故以来、日本の矛盾に対して学び、声をあげる活動を地道に行ってきた学生たちSEALDs(当初の呼称はSASPL)が、昨年の秘密保護法強行採決から一気に全国的な運動として爆発、安倍内閣へ怒りの声を上げるなかで、マスコミでも取り上げざるを得ない、一種の社会現象になっているのはご存知かと思います。
友人の娘さん、山田和花(のどか)さんもその中心メンバーの一人です。
311までは高校のテニス部で部活一本やりだった彼女が、311をきっかけに人生のミッションを見つけ、まるで別の人間のように政治のこと、この国のことについて勉強しはじめ、動き始めました。
その動きに呼応して、彼女は私らが開催しているイベントにもほぼ皆勤参加。
ゲストとしてお招きしたジャーナリスト堀潤さんに自分から声をかけてアタック、学生たちにむけて「選挙ってなんだ?」というイベントを大成功のうちに終了させたほか、伊勢崎賢治さん、泥憲和さんにも新しい学生向けイベントを自分らでどんどん企画、主催していく計画をたてています。
思えば4年前から、すべての価値観が崩壊し、無我夢中で私と妻がやってきたことに対して、4年目にして地元横浜でフェアな民主主義とはなにか?を一緒に学ぼうという仲間が出てきてくれた。
それだけでなく、和花さんのように、私に子供がいれば娘くらいの若者たちに対して、自分らがつくってきたご縁を繋げ、そしてそれが形になって開花するというところまできました。
横浜はガチガチの保守地盤で、政治的には「静かな二重構造」が続く町ですが、地元を愛するからこそ、いま日本が向かおうとしていることに対して、沈黙をすることだけはしないでいこうと思っています。
もう覚醒しないと引き返しができない、それくらいの状況であることは間違いない。
その意味で、厳しい状況ではあれど、未来のある若者たちが今回気がついただけでなく、一気に社会現象になるまでの運動にしていることを心から嬉しく、そして希望を感じています。
これは先日彼女ら学生たちが国会前で行ったスピーチです。
どこまでもピュアな彼らの言葉は、まっすぐにこの国をここまでしてしまった私ら大人たちの胸を打ちます。
6:45くらいから彼女が出ますので、ぜひ一度聞いてみてください。
http://twitcasting.tv/f:1476817072/movie/184539836
希望は捨てていません。
これだけメディアに露出し、就職を控えたうえでリスクを冒しながらも立ち上がった学生の彼らを、応援しないわけにはいかない。
これまで通りに言うべきことを言い、動くべき時に動いていきます。