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第74号『風吹けば桶屋が儲かるという発想』

最近、私の買い回りの場所では、売り場のリニュアルを行う店が多いようです。
大抵は空間が広くなり、来店客にはゆったりとした気分を提供しているようです。
しかし、一方、これにより馴染み客には、とまどいもあるのではないか?という気がします。
そう感じるのは、かく言う私自身。
本屋の場合、分類毎で売り場が作られていますが、その位置が変わり、目当ての本のタナに行き着くのに苦労しました。
また食品雑貨店の場合は、売り場移動と商品の絞り込みにより、商品構成が変わったこと、重点商品の扱いが変わり行きつけの売り場に目当ての商品が無くなったことです。

リニュアルは店の戦略にもとづいた売り場変更であることは理解できますが、さて問題は、この変更が何を目指しているかです。

本屋の場合、仮に売り場をすっきりさせるのであれば、混乱を招くほどのリニュアルは必要であったのか?と思います。
手間を掛けても売り上げが伸びるとも思えません。
一方、食品雑貨の場合は、商品の変更は、顧客のなかにある店のポジションを変えてしまいます。
これにより客離れも起こることでしょう。
事実、私にとっては行く必要のない店になりました。

最近流通サービスの効率化がいわれていますが、その際、重要なことは
顧客との接点をどのように考えるか?
店は何を提供しているか?
を深く考える必要があるのではないでしょうか?

私が馴染みにしていた食品雑貨の提供するモノは、「買い回り商圏でワンランクアップの商材が入手できること」であり「ほどほどの品揃え」による「利便性」でした。
しかし、商品が絞られると専門性は高くなるかも知れませんが、目的買い以外では立ち寄る必要はなくなります。
また、私の住む地域は、デパートが取り囲む地域ですから、グルメハンティング?もデパートまで足を伸ばせば間違いありません。
時間も省けます。

かつてあるインストアの調査では、チーズの売れる店は、スパイスが売れ、高級肉などの食材が売れるということでした。
逆に高級な食材を売りたいのであれば、スパイスやチーズなど値の張らない小物の品揃えが大切だということでしょう。
こうしたことは進んだ店では十分な解析が行われ売り場づくりが行われていると思います。
しかし多くはABC分析までがほとんどではないでしょうか。
そして、それによるマイナスを防ぐには同時に「風吹けば桶屋が儲かるという発想」も必要な気がします。

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