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第67号『女達のたくらみ!』

先日、妙齢の美女3名からお誘いがあり、彼女達の手料理を味わうと言う、ちょっとハッピーな機会を得ました。
うらやましいでしょ?!

彼女たちの二人は、ロシアを中心とするアジアの文化研究者と文学者であり、もう一人は、このロシアを含めたユーラシア地域を、一流レストランはもとより、家庭にまで足で訪ねて料理法を探ってきている料理研究家です。
皆さん、その道では知られている方ばかりのため、食事はもとより、会話もレシピの説明から、その成り立ち、文化背景までと幅広く蘊蓄に富み、舌にも心にも大変美味しい時を過ごさせていただきました。

でも、もちろん彼女達のもくろみはあります。

それは、彼女らの情報を元に、ロシアの料理を普及させ、合わせてロシア文化への理解を普及させたいというもくろみで、私のような、異質のオッチョコチョイの意見を聴こう、ということが狙いだったのです。

これはたいへん厄介で、困難な課題です。
何故なら、これを推進するエンジンともいえる状況が日本にはないと思えたからです。
例えば、ロシアに対するイメージの悪さ、ロシア料理は、「マズイ」という評価などなど。
そして、もちろん、彼女らも、こうした事実はとっくにご承知です。

それではどうするか?

とりわけ、一度、人の心の中に創られたイメージや固定観念を変えることは困難です。
すなわちカラスは黒い、ウイスキーは茶色、ビールは泡がある、のに異を唱えるのはコミュニケーションでは、不適切だからです。

ポイントはポジショニングだと思います。

私は、一度、「ロシア」から「離れ」て考えて欲しい、そしてこの素敵な料理と文化を普及することで「儲ける人」は誰か、を戦略的に探しましょうよ?と提案しました。
私は、彼女たちの計画が不可能とは思いたくありません。
なぜなら皆さん「離れ島」にたどり着いたセールスマンの話を思い出してください。
また、可能性は多いとも確信しています。
それは、「食」について、いま、不安だらけ、不満だらけ、の現実があるからです。
また産業としての外食もパラダイムシフトの必要を問われています。
もちろん、いいものが売れるとか、ナショナリティーで勝負できるほど甘くはありません。

とりあえず、彼女らの「ロシア料理」とは「なにか?」をポジショニングして貰い、それを信念として普及していく決意または志が必要です。
そしてその志は、生活者としての彼女らの心から誕生するものでなければならないでしょう。

どうやら私は、彼女らの術中に絡め取られつつある気がします。

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