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第41号『スポンサードは投資』

久しぶりのことですが、ある媒体社の事業企画に参加しました。
で、正直驚いたのが、未だに推進者たちの多くに、奉加帳発想による協賛金集めの考えが強く浸透していることでした。
また、イベントの価値づけについても露出頻度や知名度獲得、一歩進んでも媒体出広換算の域を出ていないことでした。

例えばですが、野球場のフェンスに、または有名選手のゼッケンに企業名やブランドが掲出されていますが、これらはどれくらい認知効果を持っているのでしょうか?

有名企業であれば認知度は十分ですから、せいぜいその企業は業績好調で景気がよく、大盤振る舞いできるくらいお金持ちであることを示す以外に、こうしたスポンサードは意識されないのではないか、とも思います。

イベントへのスポンサードは、社会的には意味があるとは十分理解します。また、いいイベントが楽しめるのもスポンサーのお陰です。
しかし、スポンサー企業に好意を持ったとしても、そこの商品を買うか、というと別問題です。
認知度、好意度は、「売り」を約束するものではありません。
それではイベントは役立たないのか、といえば上手くすれば十分に役立つし、それに投下した費用以上の利益も得られると思います。
それにはまずイベント企画者側が、企業にスポンサーになって貰える理由をしっかり提案すべきです。
そうでないとイベントプロモーション提案は「おねだり」になってもしまいます。
またこうしたロジックが成り立てば、景気の波に左右されることも少なくなるはずです。

私の若い頃、大手企業の窓口には必ず「獅子舞と広告屋の立ち入りは禁ず」と張り紙がありました。
こうした張り紙は最近見なくなりましたが、これは「広告」が企業投資として市民権を得たからに他ならないからだと思います。
獅子舞はやる人がいなくなった所為でしょう・・・。

スポンサードも、おねだりである限り、いかがわしさや利権の影がつきまといます。
ある広告人が、スポンサードをMPU*と呼ぶよう提唱しています。
すなわちビジネス投資、つまり儲けに役立つイベント、施設、スポーツなどのプロパティの活用ということです。
私は、この考えに大いに賛成です。
皆様はいかがお考えですか?

* Marketing Property Utilization

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