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第33号『リスクへの対応』

先般、ある広報誌の対談に同席した際に、パブリック・インボルブメントPIということが話題にのぼりました。

PIとは平たく言えば住民参加ということでしょう。
コミュニティや公共の事をなすのに住民の呼び込みや巻き込みが大切なことは言うまでもありませんが、しかし実態はそうではありません。

なぜか、と言うと事をなす側は、思い通りに運ばないことや、ごねられることを恐れ、また住民サイドは私権に関わらない限り、あまり関心がないということだと思われます。が、いずれにしても双方パブリックへの意識が未成熟なことの証明でしょう。

最近、企業の不祥事が続出しています。
JR東日本の中央線工事のトラブル。
十勝沖地震の出光の石油タンク火災など、そのいずれをみても公の監督部署への謝罪しか見られません。

パブリックへの対応はどうしているのでしょうか?

たしかに不況下でもあり茫洋とした市民や住民の対話を強くし「不測の事態に備える」という考えは経営的にはあまり「ノラナイ」主張かも知れません。
また効率化に貢献することでもないでしょう。

しかし、事故やトラブルは、企業の価値を大きく傷つけるものでもあるはずです。
海の向こうの話では「リスクに敏感な組織は業績も高く成長も長続きする」という報告もあるそうです。
リスクは不測のことですが、こうしたリスクの未然防止、また万一のリスクへの対応がスムーズであれば大きな企業信頼へ結びつくこともありえます。
またブランドは、パブリックの中にあるモノ。
その競争が激化するなかPIはもっと戦略的に位置づけられてよいのではないかと思います。

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