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第67号『スコーン』

数年前から、時々フリーマーケットに参加している。

それまで、もっぱらひやかしで覘いていたが、出店している人たちがあまりに楽しそうなので一度、売る側になってみたかった。

いまでは集合住宅になり、その面影もないが、最初に参加したのは鎌倉由比ガ浜にあるサーフショップ「クイックシルバー」隣の駐車場がその会場だった。

青い空とわずかに臨む湘南の海。
キラキラと光る波と海からの微風を受け、折りたたみのデッキチェアーでのんびりと日光浴をしている人、好きな音楽を聴き商品を並べている人、ウクレレを弾きながらお客を待つ人・・・。
それぞれのお店の雰囲気も、出店している人も、のびのびとしている。

それが理由なのかどうか判然としないが、その中にいる自分も、なんだか訳もなくスコーンと抜けた開放感のようなものを感じた。

古着を中心にしたお店、おもちゃや香水などの小物を売る店、刃物や食器を並べる店など種々雑多である。
わずか2畳ほどの空間ではあるが、各店のセンスのようなものが確かに存在する。

ぼくは、友人がタイから仕入れたというかなり怪しげな(^^!「タンタン」のhttp://www.tintin.co.jp/  Tシャツと古着、小物を並べた。
余談であるがこの時、小物を客寄せのキャッチーに使うのが効果的であることも発見した。
実は、整理する時間がなく、ごちゃごちゃに小物が入っている机の引き出しをまるごとお店の一番前に置いただけの話である。
ところが、なぜか立ち止まり、しゃがみこみ、箱の中の小物を熱心に、なにを探しているでもなく探し始める人が、じつに多いのである。

一人が立ち止まると、二人、三人と立ち止まる。
所詮、お店屋さんごっこではあるが、それでもこの日、3万円ほどの売上げになった。

品物の集め方や並べ方、値の付け方などなど、自分のセンスを展示ているようなものである。
そしてそれはどう他人から判断されるのか、さらにもっとおもしろいのは、どうすれば買ってもらえるのかと考えることなど、個展を開いているのような気分にも似ていた。

そして、そうした事柄にドキドキしワクワクした。

今度の週末、久々にフリーマーケットに出店しようと、いま準備している。

あの、スコーンと抜けた気分とお客との駆け引きを楽しむために。

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