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第60号『時間』

会社をはじめてこれまでの習慣をいくつか変えた。

例えば、ネクタイはしない。
例えば、爪と髪の毛は短くする。
例えば、朝5時に起きる。

朝、ひと仕事をするというワークスタイルにしてみた。
なんのことはない、大工や左官などの職人さんに倣っただけのことである。
6時か7時ころから働き始め、お昼を挟んで午前と午後にお茶の時間を入れる。
そんな働き方である。

本来、営業や運動など出歩くことのほうが好きな性分である。
どちらかというと、本を読んだり文章を書いたりという机に向かう作業が苦手だった。
だから、企画書をまとめる作業はかなり苦戦していたし、(いまもそれは変わらないのですが)礼状やらメールの返信も苦痛な作業であった。
苦手なまでも、なんとかもう少し楽に出来ないかと思った。

そして、なによりも深夜もう何杯目のおかわりか分からなくなっている飲みたくもないコーヒーをすすりながら、机に向かう。
そんなスタイルを変えてみたかった。

朝のひと仕事は、思いのほかはかどる。

まず、電話が鳴らない。
頭が冴えている。
空気が気持ちいい。
だから集中できる。

この朝のひと仕事で変化したことがもう1つある。

これまで、時間に追われて仕事をするというスタイルはどうにもならないことだと、なかば諦めていた。
時間に追われると不思議なことに、時間が自分からどんどん逃げて行く。

朝、起きて、水を少し多めに飲む、そのあと軽いストレッチと深呼吸をする。
仕事をする前に、今日の段取りを一覧表にして紙に書き出す。
やるべきことが明確に現われる。
なんだ、これだけやればいいのか・・・。
たったこれだけの作業で気持ちが楽になった。
だから大概、昼ごろまでには一日の大半の仕事が片付く。

それはすでに起こった未来をなぞる作業にも似ている。

そして時間が追っかけてこなくなった。
さて、これから泳ぎに行くか、それとも美術館へ行くか。

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