ファンブログ
ファンサイトに携わる様々な人が発信する「ファンブログ」
職業や国、ジャンルを超えた種々雑多なブログを発信しています。
是非ご覧ください。

第581号『「ファンサイト」を伝える-2』

【研修会場オンワード総合研究所入口】
【研修会場オンワード総合研究所入口】

マーケティングとは何か。
一言でいえば、「顧客に、サービスや商品をより効果的に届けるための全て
の活動」のことである。

ここ数年、インターネットでのマーケティング手法が、まるで季節ごとに入
れ替わるファッションショーさながらに、目紛るしく取り上げられている。
少し前にはパーミッションマーケティング、最近ではインバウンドマーケティ
ング、アンバサダーマーケティング。
さらには、コンテンツマーケティングといったように。

なぜこれほどまでに、こうした新手のマーケティング手法が注目されるのか。

理由は、情報獲得の方法がテレビや新聞・雑誌といったマスメディア(間接
的な方法)からインターネット(直接的な方法)へと移り変わってきたこと。
これまで、メーカー→流通→消費者といった一連の流れのなかで、企業もユ
ーザーもそのロイヤリティを確認する術が希薄になっていた。
ところが、ここにきてこれまでのお客様との関係作りのルールが、いっきに
変わろうとしている。

では、その術はどうすればいいのか?
そして、その具体的な方法は?

ファンサイト有限会社を創業したのは2002年4月。
その当初から、これから企業はお客様との新たな関係づくりを構築する必要
があると確信していた。
その具体的な方法として「ファンサイト実践」の布教活動(笑)を啓蒙して
きた。
それは、2001年にスタートしたキリンシーグラム社のウイスキー、ボストン
クラブのインターネット上でのファンサイト「極楽クラブ」の成功で確信で
きたからである。

当然のことながら、この成功に至までにマーケティング的な発見や仮説の構
築など、幾つもの積み重ねがあってのことである。
(この流れの詳細は、2006年4月に日刊工業新聞社から上梓した「企業ファ
ンサイト入門」
にてご高覧下さい)

最初の企業ファンサイト「極楽クラブ」から13年。
これまで、様々な企業ファンサイトを構築してきた。
失敗もあれば成功もある。
それこそが、ノウハウである。

これから、お客様とどんな関係を切結んでいけばいいのかを企業のご担当者と、
一つ一つ喧々諤々、論議しながら作り上げてきたものである。

そうした想いを胸に、4時から2時間の講義が始まった。

今回のセミナーで、決めていたことが3つある。

1つは、自分がなぜ「ファン」というキーワードに出会ったかを出来るだけ丁寧
に、自分史を語るように伝えること。

2つ目は、パワーポイントを使わずに話す。
あくまでも個人的な感覚であるが・・・。
毎回、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションは、なんとなくキレイにま
とまる。
しかし、なぜか講義の後、中身の印象が消えてしまうように感じるのだ。

3つ目は、ジャケットやワイシャツの類いは着ない。
ラフな服装でウクレレの演奏もあり、合唱もある楽しい雰囲気を演出すること。

「楽しいビジネスツール・ファンサイト」を作り上げるために気分は大切な要素
である。
企業側から目線だけでは作れない、ファンの立場に立ち楽しむ。
しかし、意外とこれが難しい。
企業人の生真面目さを剥ぎ取れずにいると、上手くいかないからだ。

そして、最も伝えたかったことは、ファンサイトを作るための熱のあり方だった。
あえて、アナログなライブ感にこだわり、自分の熱度を受講者にぶつけてみようと
試みた。

次回に続く。

▼お知らせです。
お料理に関心のある人や、パーティに関心のある人が集うファンサイト
「andparty(アンドパーティ)」がリニューアルしました。

弊社運営のファンサイト「andparty」は立上げから5年ほど。
お料理教室を主催されている先生(現在105名参加)を中心に、
その生徒さん(=ファン)あわせて4000名ほどのコミュニティです。
リアルイベントや先生によるリコメンド付きECサイトなど、様々な
実験的な試みをしています。
ぜひ、ご高覧ください。

andpartyはこちらから
http://andparty.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA