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第451号『インサイト』

【静寂な佇まい】
【静寂な佇まい】

1996年8月最後の日曜日、僕は新潟県巻町にある角田山妙光寺の駐車場にいた。 100台以上もの車を誘導しながら、車の出し入れに追われていた。 ここには、宗派を超え、跡継ぎを必要としないお墓、「安穏廟」がある。 この「安穏廟」を、平成1年1989年、全国に先駆けて実現したお寺である。 この日、毎年恒例となった「フェステバル安穏」の集まりがあり、新潟市はもとより、東京、神奈川、遠くは、関西方面からのお客様もいた。

僕がこの集まりに参加したのは、いわば業務命令のようなものだった。 この年、大阪の大手葬儀会社、公益社の東京進出に伴う広告やチラシ、パンプレット制作の仕事を受注した。 当時の担当部長から、「安穏廟」の集まりでボランティアとして手伝って欲しいとの要望があり、渋々参加した。

ともあれ、ボランティア要員として、まずは新潟まで運転することになった。 金曜日の朝、新宿副都心の集合場所へ行くと、すでに数人のボランティア参加者がライトバンに乗り込んでいた。 そして、車は関越自動車道を一路、新潟巻町へと走った。 6時間ほどの旅程を経て、妙光寺に到着。 境内に一歩踏み入れると、本堂、客殿の佇まいの良さに、少し驚いた。 なんとも不思議な安らぎを感じた。 聞けば、妙光寺は、日蓮聖人が佐渡へと流刑されるおり、一夜の宿としたところから始まる。 創建以来、700年の歴史を持つ由緒あるこの寺院でフェステバルは行われるのだ。

到着当日は、住職と檀家メンバーとの顔合わせと歓迎会があり、本当に美味しい食事と酒でもてなされた。 翌日は、担当割とフェステバルの進行の細部打ち合わせ、そして、その準備に追われた。 この担当役割で、僕は最も人気のなかった駐車場係を押し付けられるように拝命した。 野外はまだまだ茹だるように暑い最中、できれば避けたい役回りだが、元々、業務命令でもあるし、致し方ないと諦めた。

しかし、フェステバル当日、駐車場での仕事は、思いもよらない収穫があった。 それは、ボランティアスタッフでの反省会ミーティングのときに気が付いた。

参加者は、友人や仲間たちと、今日の出来事をあれこれと話しながら車へと向う。 当然、その会話が誘導しながらも、あからさまに、聞こえてくる。 しかし、会場で集めたアンケート結果と、駐車場で耳にした内容とでは、参加者の評価が、かなり違っていた。 このことを指摘した。

この時、駐車場は、例えれば、いまや、コールセンターやコンタクトセンターが、消費者の疑問や不満の応対の拠点であるばかりか、最もお客様の声が集まる戦略的な場所でもあるのと似ていた。 こうして、一気に、駐車場係が注目されることになった。

翌年、駐車場担当というネーミングを車両調査部と勝手に命名し直し、会場用アンケートとは別な視点から、意見を集めてみることにした。 こうして、ボランティアを募った。 もちろん、希望者は急増した。

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