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第418号『第5回東京マラソン』

【スタートラインにむかうランナーたち】
【スタートラインにむかうランナーたち】

2月28日、日曜日、気温7度、晴れ。
この日、僕は、第5回東京マラソン、10キロコースのスタートラインに立った。
マラソンコースに33000人、10キロコースに3000人。
参加総数、計36000人。
横浜市戸塚区の人口とほぼ同じ数のランナーが、大東京に集結したことになる。

このマラソン、回を重ねるごとに人気が上がっている。
そして、今回の抽選の当選確率は、マラソンコースで約10倍。
10キロコースはさらに厳しく、14倍ともいわれていた。

普段の練習量からして、マラソンは無理だが10キロならどうにかなるだろうと、そんな事情も知らず気軽に申し込んだ10キロコース。
しかして、もののはずみか打ち当ててしまった。
仲間から散々羨ましがられ、妬まれ、「これで、今年の運はすべて使い果たしたね」とまで言われた。
いやはや、返す言葉もない。

ここからは、このレースに参加した備忘録である。
まず、24日(木)から26日(土)の3日間で行われた事前受付。
11時から20時30分の間に、ナンバーカードの引き換えを本人が直接、東京ビックサイトに受け取りにいかなければならない。
金曜日の午後、仕事の合間を縫いバタバタと出かけた。
会場に着くと、なぜかいままでどんなレースでも経験したことのない窮屈なプレッシャーを感じた。

レース当日、朝、6時起床。
7時から開始の手荷物預け、それに続くスタートブロックへの整列完了時間が8時45分。
走ることはもとより、スタートに辿り着くまでの準備もまた一苦労である。
そそくさと準備し、パンケーキとコーヒーでの朝食。
7時40分過ぎ、新宿到着。
改札を抜けると、すでに道はぎゅうぎゅう詰めのランナーの人人で溢れている。
ベルトコンベアに載った何かの部品にでもなったような気分で、地下鉄から都庁へ続く地下道を流されるに任せ進む。
手荷物検査所を通過し、都庁地下駐車場の空いた場所を探して着替え、荷物をまとめ、指定されたナンバーのトラックにその荷物預ける。
さらに、アルファベット順に割り振られたスタートブロックを探し移動する。
手荷物検査で待ち、トイレで待ち、スタート地点で待つ。
どこもかしこも、人、人、人である。
寒風のなか待つ。
そして、9時10分号砲。
遂にスタート。

今の今まで、窮屈な檻にでも詰め込まれていた36000ものエネルギーが、一気に解き放たれたかのように走り始める。
見上げれば、高層ビルの谷間に、瑠璃色(るりいろ)を磨いてニスでも塗ったかのような空に白い雲が点々と浮かぶ。

なるほど、この開放感が味わいたくて皆ここに集まるのだなと合点した。

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