先週の日曜日、和歌山に初めて出掛けた。
和歌山県南紀白浜エリア、商工会連合会主催の経営セミナーに、講師として参加させていただいた。
前日の夕方、羽田からの便で、このセミナーのコーディネートとカリキュラムプランをまとめている、ジャイロ総合コンサルティング社代表取締役、大木ヒロシ代表とご一緒した。
陸路では大阪からも名古屋からも時間がかかるが、空路でなら、わずか1時間。
海上に浮かぶ空母のような南紀白浜空港に到着した。
ホテルに荷物を預け、紹介してもらった地元の料理屋で夕食を摂る。
6時を少し回った時間であったが、店内はお客様で一杯だ。
早速、新鮮な魚介類を注文する。
どれをとっても申し分のない品々であるが、とりわけトコブシのバター焼きが美味い。
そして、地元田辺湾で夕方に獲れたかつおだけに命名される「もちがつお」という大分県豊後水道の関さば、関あじのようなブランド魚をいただいた。
聞けば、獲れる場所、時間など厳しい基準を課し、その基準をクリアしたものだけがこの「もちがつお」というブランドを名乗れるとのこと。
ブランドとは何か?
例えば、ルイ・ヴィトンのバッグは、古い年代のものであっても修理できる体制と部品を整備している。
そして、どんなことがあっても安売りはしない、という約束を守り続けたからこそ、ブランドに成り得たのだ。
つまり、ブランドとは、お客様と自らが決めた約束をいかなることがあっても守ることによってしか築かれない。
熊野三山という地酒とともに、「もちがつお」をわさび醤油でいただく。
名前の通り、モチモチとした食感でありながら、適度に身がしまっている。
なるほど、旨い。
でもただ旨いだけではない。
それは、グルメでもない僕にもブランドを目指すだけの特徴のある品だということはわかる。
さて、この「もちがつお」がブランドとして成長するためには、なにが必要なのか。
そんなことを考えながら、最後の一切れに手がのびた。
1件のフィードバック
お世話様です。ジャイロ総合コンサルティング(株)の渋谷です。
先日は大変お疲れ様でした。
受講者の間でも評価が高く、皆さんのモチベーションは最高潮のようです。
明日は弊社の西村が講師として引き継いで行きますが、成功させるべく気合いを入れて行きたいと思います。
まずはお礼まで。