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第220号『朝練』

【校庭】
【校庭】

昨年4月、これまでの集大成のつもりで「企業ファンサイト」という本を日刊工業新聞社より、上梓させていただいた。
大きな書店のマーケティングの棚にはいまだに見かけるところをみると、まだ少しは売れているようだ。
ありがたいことである。

本をまとめたことで、何かを獲得したような気分でいた。
しばらくは、この知識でやっていけるとも思った。
しかし、現状はそれほど甘くはないし、仕事の流れも予想をはるかに超えた速さで日々推移している。

中学時代、バレーボールの部活に参加していた。
ポジションはセッター。

東京オリンピックで東洋の魔女と呼ばれたバレーボール女子が金メダルをとり、鬼の大松が監督として君臨していた。
それに呼応するように男子バレーボールもメキメキと頭角を表してきていた。
セッター猫田、エースアタッカー大古、そして横田、皆、輝いて見えた。
こうして、友人と、入学間もなくバレーボール部に入部した。
毎日、放課後体育館に集まり、コートのモップがけ、ボール磨き、そして球拾いの日々であった。
2年になり1年の時、50数名いた部員が1人、2人と辞め、20名に減った。
そして、正選手の集まったAチームの練習相手として編成されたBチームのセッターに選ばれた。
補欠が集まったチームである。
くる日も、くる日も正規軍Aチームにボコボコにやられた。
まるでボクシングの噛まれ役のように。
悔しくて、強くなりたいと思った。
そして、バレーボールのことをもっと知りたいと思った。

たまたま、Bチームのエースアタッカーは同じクラスの吉田君だった。
休み時間や昼休み、いかにしたら上手になれるのかと話し合った。
ある日、彼がバレーボールの教本を持ってきた。
タイトルは忘れたが、それを2人で読み、あれこれと実践してみた。
付け焼き刃でやってもすぐに上手くなれるはずもない。
そこで、朝早く登校して練習した。
勿論、すぐに効果など現れることなどなかったが、それでも徐々に何かが変わっていたったのだろう。
そして、3年次、吉田君も僕もレギュラーになれた。

知っているということは素晴らしい過去の努力と実績の証である。
でも、人は知っていることから抜け出せず、その殻の中に留まっていることも往々にしてある。
「企業ファンサイト」でまとめたことは素晴らしい過去の実績だったと自負している。
しかし、それはもういい。

今年、ファンサイトではスタッフ全員で月曜日の朝1時間、勉強会を始めた。
この勉強会「ファンサイトパワールーム」と名付けた。
すぐに何かが変わることはない。

もっと、もっと上手くなりたい、知りたい。
中学時代の朝練を思い出す。
ファンサイトの勉強会「ファンサイトパワールーム」は丁度その朝練のようなものかもしれない。

そして、この朝練で得る一番の収穫は、知らないことを知りたいと思う前向きな気持ちだと確信している。

今年、最初のファンサイト通信です。
本年もご高覧のほど、よろしくお願いします。

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