最近多発中です。「ひょんな」展開。
ちなみに「ひょんな」の語源は2説あり、中国の「凶」の読み方から来る説と
江戸時代「いすのき」という木を「ひょん」と呼んだという説があるそうです。
使っていても語源など全く考えたこともなかった(汗)
さておき。
親友Jが副社長を務める社会貢献マーケティングのパイオニア「M’s DS」が扱うリボンマグネットをあるプロジェクトで作成する依頼をしたところから、ウェブの戦略立てに関してヒアリングをしてほしいとまさに「ひょんな展開」で依頼されました。
そこで社長をはじめ関係者の皆さんとキックオフミーティングを始めました。
私達の仕事はまずご依頼を受けたお客様とお会いして、事業戦略的な考えを
ヒアリングさせて頂くところからスタートします。
そこで私達が特に注意しているのが、お客様である企業の思いやビジョンがどんな言葉で
語られるか、ということです。
それを第三者である我々が確認、理解しながら最もお客様のニーズにあったウェブサイトの
構築に関して提案をし、じっくり話し合いながら最終形を作っていくというスタイルなのです。
ウェブに関しては多くの企業の方が「専門的で分かりにくい」というのが正直なところだと思います。
もともとがカタログ的な要素でしかなかったウェブサイトは既に生き物のように日々変化する
ツールとして変わってきているのですから、それは当然だと思います。
だからこそウェブサイトの構築にあたっては技術的なことだけでなく、マーケティング的発想に
立った本当の意味での情報発信ツールとして最も効果的な手法は何か?という視点から
ご提案をしなければ意味がないと私達は考えているのです。
今回も皆さんが語ってくれた言葉の中に、今後のウェブ戦略の軸となるべき言葉がたくさん
含まれていました。
社長さんがミーティングの後「頭の中が整理できた。ありがとうございます。」といってくれました。
この仕事をしていて頂く中で最も嬉しい言葉の一つです。
ただそれはもともと社長さんが持っていたものであり、私達が何か特別なことをしたわけではない
のです。答えはお客様の中にあり、それを整理するきっかけづくりのお手伝いをさせて頂いたと
いうことなのですね。
さあ、今度は私達の番です。
人生をかけて社長やJらが始めたプロジェクトへの思いをどうやって一般の皆さんに伝えるべきか。
またそれをどういったデザイン、ビジュアルで表現すべきなのか。
それを最も効果的に結果に結び付けられる機能は何なのか。
その編集作業が始まろうとしています。
「やはりファンサイトに頼んで正解だった」
ひょんな展開をそんなふうに価値のあるものへと昇華できるように精一杯頑張りたいと思います。