略語です。でも本当はカタカナです。
メンタルタフネス、「ストレスに対する耐性」の意。
とかくこの国はストレス、ストレス、ストレス。ストレスのオンパレード。
国民病ともいえる「うつ病」。昨今は若い人、さらに子供の間でも何ら珍しくない
病気ですよね。
スポーツ選手などが輝いてかっこよく、強く見えるのは、ストレスを克服しプレッシャー
に勝つ強い「めんたふ」を持っているからだといわれますが、最初から彼らが
そうだったのではないのです。
もともとこの言葉はスポーツのトレーニングから生まれた言葉らしく、その第一人者
ジム・レーヤ−氏は、著書「スポーツマンのためのメンタルタフネス」の中で、
「メンタルタフネスは誰でもトレーニング次第で習得できる」と書いています。
ともあれ私はこの「めんたふ」はある方だとちょっと自信があります。
もちろん最初からそうだったわけじゃありません。
それには私なりにいくつかの要因があったな、と分析してみました。
まず最初に、人よりも失敗を重ねていること。
自慢にもならないけど、とにかく人よりも失敗の数は多い。何も考えず自業自得
なケースもあれば、精一杯やっているつもりなのにどうにもうまくいかない(笑)
ケースなど、とにかく失敗は多い。
それでも前向きに考える訓練をしてきた結果自然にできてきたものだと思うのです。
腐っても結果はよくはならない。だったら現状をよくする為にはポジティブに考えるしか
ない、と考えるクセが自然とついた気がします。
二つ目にはサポート。
どんな状況であっても、周りには仲間がいたこと。
その人たちの状況を客観的に見ることでその人たちにもそれぞれストレスフルな事情って
絶対にあって、それでもみんながんばってるんだよなあ、と思わせてくれる人が周りにいた
ことがとても大きいと思います。今もそれは変わらず、本当に感謝しています。
そして三つ目は、好きなものがあること。
今はギターです。目指すものは高いけれど、一日少しでも
やっていくことで、必ず昨日よりはいい感じに弾ける。音もよくなる。
そしてまだまだ理想は高い。
これはアスリートが自らの身体能力を限りなく高めていくトレーニングの
過程と何ら変わらないと思います。
ここに至るまで時間がかなりかかりました。遅すぎですかね。
でも、気が付かずに溜め込みすぎて病気なんかになっちゃうよりは遅くても
よかった。そしてそれを分析して冷静に話せるのも、今の環境がそれを可能に
してくれているからだと思います。
そこで結論。
このように分析した結果既に過去の蓄積で鍛えた「めんたふ」は実はどうでもよくて(笑)
今はどう目標をクリアするか、そこに自分はフォーカスしているのだということなのでした。