第345回「YOKOHAMAデモクラシー道場 番外編開催」

「そもそも自分らは”民主主義=デモクラシー”の意味を分かってるんだろうか?」

友人が昨年の衆院選後のあまりの投票率の低さにがっくりしていた私に声をかけてくれて実現した「YOKOHAMAデモクラシー道場」。
2月にジャーナリストの堀潤さんをお迎えし開催、50人ほどの会場が一晩で埋まるほどの盛況で終了しました。

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主催者の角野さん。一級建築士。

そして4月12日の統一地方選を控え「できるかどうか分からないけれどやってみよう」 と各党の候補者にも参加を声かけて「番外編」を企画したのがおそらく3週間前。
候補者の方々はさすがに直前でもあり、各党バランスよく来てもらうことが不可能なため、全くの市民だけでやろうということになりました。

そんななかでもFacebookの声かけに応じて、約20名の方が来場、カメラ4台の本格体制で中継、編集までをしてくれる横浜市民放送局のみなさんと、前回も大きな記事を書いてくれた神奈川新聞の記者さんまで取材に来てくれるという凄いことに。

テーマは「デモクラシーとはなにか」を前回と同じくお聞きして、その後に具体的な選挙についてディスカッションするという2部制。
人数も手頃だったこともあるうえに、この問題について時間を取ってきてくれるだけあって、質問の投げかけに対しても来場者からは闊達な意見が続出し、あっという間に時間は終了を迎えました。録画もありますので、お時間のある方はぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=CmHlgg9oO2Q

前回、そして特に今回、私たちの企画は選挙中の各陣営にも噂になったそうで(当たり前ですねw)、今まで党派を関係なく市民が主導で企画したこのようなイベントは、特に横浜地域では珍しいと思います。

投票率が戦後でも最悪レベル続きの選挙に焦点を当てていかないと、本当の意味での「納得感」がどうにもないのがきっかけですが、嬉しかったのは、開催を控えて各陣営の手伝いをしている友人達複数名 がいろいろな助言をしてくれたこと。

なかなか各党派の言い分を聞くことは難しいですが、皆がそれぞれ横浜を愛しているのだなと実感もできました。
ところでこの企画、予想以上の反応を呼んでおり、驚きを隠せません。

先日の番外編も神奈川新聞横浜版へ掲載。
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さらに同日、主催者の友人らがこのプロジェクトの延長に構想していると言っていた「民主主義の教科書」は東京新聞横浜版に掲載。

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この3ヶ月の間に自分らがやっていることが4回も新聞に載ってしまうなんて、4年前には想像も付かなかったことです。
時代は一見遅々として動いていない、または過激に動きすぎている、とも言えますが、少なくともやっていることが無駄ではない、ということに充実感を感じます。

いきなり動き出してしまったこのプロジェクト(笑)、少しでも多くの町の人達が、自分らの生活=政治なんだと自覚し、アクションするきっかけになればこれほどの喜びはありません。

協力してくれた多くのみなさん、誠にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

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