第332回 「フタバから遠く離れて 第二部」いよいよトークセッション

横断幕をもつ左の人が坂本さん 右が小野田さん
横断幕をもつ左の人が坂本さん 右が小野田さん

以前にもお伝えしましたが、原発事故により町役場ごと強制避難させられた町民の避難生活を追ったドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて 第二部」がポレポレ東中野で上映中です。
一部を見ていなくてもご覧になれるこの第二部では、2012年春から今年の春までギリギリを追った、より「いまの状況」が 見事に描かれています。

この上映後のトークセッションに、7日(日)に参加します。
監督から声をかけられ、双葉町と同じく強制避難区域となった富岡町から神奈川に避難した友人 坂本建さんと、双葉町出身で今は除染作業に従事する小野田義孝さんと私との3人が壇上に上がらせてもらうことになりました。

私はあくまで二人が話しやすいようにいるだけで、あの事故によって人生が大きく変わってしまった二人の話を、改めて聞きたいと思っています。
二人ともとても気概のある方で、大変な状況にも関わらず、今の政府と東電が進める棄民政策に対して声を上げ、現実を伝えたいと二つ返事でOKしてくれました。

彼らの状況は、新聞やテレビでは決して知ることができません。
そして彼らだけならまだしも、同じように連日放射能を浴びて、飲んで、食べて、吸わされている我々も同じ状況にあるのに、このような事実はいつのまにかなかったかのように進んでいます。

あの事故からもうすぐ4年が経とうとしています。
スクリーンの中の彼らの状況は何も変わっていません。
そして今回この先を占う意味で大変重要な選挙が控えています。
果たして私達にできることは何なのだろうか。彼らの言葉を聞きながら、あくまでも自分のこととしてこの問題に向き合う機会にしたいと思います。

呼びかけをしたところ、たくさんの人が参加表明をしてくれました。
初めてリアルで会う人も多く、その意味では私も大変楽しみです。
終了後には懇親会も予定しています。監督はじめ多くの人達をご紹介できると思いますので、日曜日の半日をぜひ私達にください。

ポレポレは東中野の駅前徒歩30秒、電車から見えるほどアクセスは至便です。
上映は13:00〜14:54まで。 トークセッションは15:00〜50分ほど。その後懇親会です。
お会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

ポレポレ東中野地図
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