最近あるウェブサイトの開発企画にかかりっきりでしたが、やはりこの業界では技術からくる、またはお客さんや事業者の動きからくる新しい言葉が続々と出てきます。
そのなかであるものは残り、あるものは消えていくわけですが、その中の一つに「キュレーション」という言葉があります。
本来は美術館などで作品や資料を収集研究して、展覧会などを企画するというようなことの意味だったようですが、そこから派生し、SNSなどにある膨大な情報のなかでも「質の高い情報」を発見・整理、紹介するサイトは「キュレーションサイト」と呼ばれていまとても人気なのだそうです。
膨大な情報の「メキキ」という感じなんでしょうか。
そうなると、なおさらのこと「編集力」とか「企画力」といったアナログ的なものが求められてくるのだと思いますし、私がファンサイトで勉強をさせてもらった「コンシェルジュ(案内人)」という言葉とも親和性のあるものだと思っています。
そしてこれをどこまでコンピューターにさせられるのか、それとも人間の頭じゃないとダメなのか。
この「キュレーション」という言葉、定着するでしょうか?それとも消えていくでしょうか?
なかなか興味深いところです。