
先週に続き集団的自衛権について。
先日の深夜、鎌倉 大船で地道に音楽活動を続けてきた友人のミュージシャンはっとさんこと服部卓明さんが「柳澤さん、集団的自衛権に反対している日本人もいるんだって、メッセージを英訳したものを作ってFacebookで公開しませんか?」と声をかけてくれました。
すぐに妻が英訳した画像を作成、Facebookに掲載しました。
その直後から、私たちが普段親しくしている仲間達はもちろん、今朝の時点でなんと1,078人もの人が「シェア」(見た人がその記事を第三者へ紹介する)してくれ、結果として60,704人の人の目につくという凄いことになっています。
さらに、それを見た人のなかにフランス語、ドイツ語、韓国語、さらにアラビア語にこれを翻訳してくれ、世界中をこのメッセージが飛び交っているということになりました。
どこの誰とも分からない人でも、集団的自衛権に対して同じ思いを発信したいという意思がここまであったことに、前よりも強いうねりを感じます。
まあ、今の安倍政権の傍若無人で市民の声を無視した政策に対して、こうなってくるのはある程度予測ができたこととはいえ、さすがに我慢強く「理性的に見える沈黙」をよしとする日本人もついに覚醒し始めたのではないかと実感します。
しかし、その流れと同時に、いやその流れよりも速くいろいろなことが起きています。
もっぱらその情報を日々収集し続け、いろいろな識者の方とも話しながら行う分析において、日本の明るい未来がこの方向に見えてくるとはどうしても思えないのですが、どうにもむこうのスピードが早い。押さえ込みにかかっているという感じ。
しかし、もし何か起きてしまい、取り返しのつかない怨恨の連鎖が始まったら、その先が地獄であることは、今のイスラエル ガザの惨状が物語っています。
このうねりがどこまで続くのか、いま日本は本当に正念場なのです。
メッセージの拡散を応援してくれている仲間達と一緒に引き続き追いかけていきます。