第255回 「フタバから遠く離れて」トークセッション終了

「フタバから遠く離れて」映画上映会&トークセッション
「フタバから遠く離れて」映画上映会&トークセッション

共感発信プロジェクトのイベントが20日(土)、そして「フタバから遠く離れて」の上映会が21日(日)と立て続けに終了、ようやくひと山を越えたと
思いきや、今週の土曜日は私が横浜支部長を拝命している「日本ロマンチスト協会」のみなとみらいでのヨコハマイベント初デビュー戦、日曜日は横浜南部市場で開催される「横浜南部市場まつり」でのサンマ焼きボランティア(笑)
今年はいろいろな方との協働を通じて、横浜を拠点にした企画事業の下地を作ろうと思っていましたが、いよいよ具体的なかたちでドライブしてきました。

さて、今日は先週末の「フタバから遠く離れて」上映会の報告をさせて頂きたいと思います。
ここブログとフェイスブックのイベント告知により、約35名ほどのお友達が来てくれ、合計で約100名の集客に。

映画が終わった後、スクリーン前に3つのイスを並べ、私、監督、妻という順番で着席。
監督への質問を中心に、20分ほどいろいろな話をし、その後、1階のカフェに移動し、2時間ほどこの問題に関して参加者の人にいろいろと意見を出してもらうという進行でした。

監督は「政治と原発の問題のかい離」や「おまかせ民主主義」」というような政治と人々の意識に関して聞いてみたいとお話されていましたが、
参加者の皆さんから出てきたのはまさにいろいろな意見。誰が言うことにも一理があり、しかし解決策がなかなか見つからない。
改めてこの問題の根の深さ、難しさを感じましたが、話したい人が予想よりも多かったこと、聞き足りないという声が多かったことも驚きでした。

3月11日が来るまではこんなこと、話の端にもかからなかった。
この問題を過去のものとして風化させよう、真実を隠そうとする力と、そしてそのおぞましい真実から目をそむけたいという人間の本能的な欲求を切り崩し、確実に芽が出てきています。
残念なことですが、今日も4つの壊れた原子炉は手つかずのまま、メルトスルーした燃料はどこにあるのかすら分かりません。頻発する地震もその不安を増長させます。
私達に今何ができるのか。日々考えながら、ひとつでも自分にできることをやっていこうと思います。

映画は公開2日目にして期間延長決定。また横浜でも企画と併せ開催予定です。ぜひ現実に目をそむけずに見て頂ければと思います。

カフェでのセッションにも30名を超える方々が参加してくれた。
カフェでのセッションにも30名を超える方々が参加してくれた。

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