先日群馬の川から有害物質ホルムアルデヒドが検出され、断水騒ぎで多くの人が大変だったという話しは皆さんご存知の通りだと思います。
父親が子供の頃、アユを取っていた鳥(からす)川がその川だと知り、悲しくなりました。
茨城県つくばの竜巻をはじめ、横浜の雹など、連日起こる今までになかった異常気象。
また、つい先日新聞で発表された福島原発1号機の冷却水に毎時6トンも使っているにも関わらず、水位が40センチしかないという報告(2号機も60センチ)。
昨年311前には何一つとして体験したことのない天変地異に私たちは直面しています。
私はここで皆さんに自分の考えを押し付けるつもりはありませんが、それにしてもこの変わりようは・・・
悲しい気分になりながらも、いかに自分が平和ボケしていたか、今更ながらに痛感しています。
そんな今日の朝、フェイスブックである方のブログ記事を読み、またもや新たな試練を覚悟しなければならないかと重い気分になっています。
その記事は、群馬北部がいわゆる「ホットスポット」になっており、その地域からの水がたまる矢木沢ダムに流れ込んでいる事実に関するものでした。
ここまでは事実として計測値が発表されたりしています。
問題はそのダムの水が東京・群馬の飲料水になり、かつ群馬の農業用水に使われるということ。
水をやられてしまったらどうしようもない・・・と思いました。放射性物質が飛び散っているのは事実ですし、もうある程度は防ぎようがないのです。
かといって偏った情報だけ鵜呑みにしているのも我慢がならない。
私たちにできることは、とにかく信頼できる方からのいろいろな情報を多角的に入手し、自分で判断するしかないということですね。
しかしそれはあくまでも「今」を生きる私たちにとってのこと。
それよりももっと大事だなと思うのはこれからの世の中をつくる子供達に向けて、こういう事態にどう対処するか、そしてどのような仕組みで
自分達の考えを世の中に反映させていくか、ということを見てもらうことだと強く感じています。