
おはようございます。昨日とうってかわって今日は極寒。移り変わりが激しすぎ。
世界も同様で、私は昨年以降、世界が激変している実感を感じているのですが、皆さんはいかがでしょうか?
それは震災などの自然現象はもちろんのこと、人間の社会でも同じことが起こっているという意味です。
フェイスブックを通じて知り合った国際情勢史に非常に詳しい方がいます。
その方とのやりとりの中で、ちょっと聞くと「まゆつば」のように聞こえながら、昨今の社会情勢の変化と関係しているという事実を否定できない話しがあります。
それは「アメリカの政治経済は、限られた一部の人々で形成されており、そして世界も彼らの描いたシナリオで動いている」という話です。
具体的にいえばエネルギー、軍事をはじめ、一般消費材ももちろん、テレビや新聞といったメディア関連企業なども含め形成される通称「軍産複合体」がアメリカという国を実質的に支配していること。
そして諸外国の支配階級もそのあたりを理解しながら、時には裏で手を握り合い、最終的にはその中に取り込まれているのだ、というような事実です。
今の技術革新、その最たるものの一つはインターネットだと思いますが、もともとは軍事利用の技術を応用したものですし、一般消費材も軍事産業を中心とする技術から民間に応用されたものが殆どです。
また、ご存知の方も多いですが、アメリカの金融とメディアは、ユダヤ系の方が実質権力を握っているという事実があります。
そのユダヤ系の人々がパレスチナの中に「強引に」割り込んで作った国イスラエルが、アラブの国と終わらない争いを続けており、アメリカはそのイスラエルをひたすら支援している。そこには常に軍事の国アメリカにとって終わりのない「市場」があることを意味しています。
と思えばかのビン・ラディン氏はエネルギーの供給により911の直前まで、非常に長い間ブッシュはじめとする政府、また軍産複合体と蜜月の関係にあったにも関わらず、テロ直後の24時間の間に多くのラディン一族がノーチェックで国外逃亡しているという事実など。(マイケルムーア氏の映画「華氏911」より)
アメリカは独立のときイギリスはじめヨーロッパの各国から独立するために血みどろの戦いを行っており、それはふと気付くとそれほど昔の話しではないことを映画「Back to the Future 3」の開拓民時代の映像を久しぶりに見て「は!」と気付きました(笑)。
その短い建国からの歴史の中で、世界中で戦争を繰り返して国を富ませてきた経緯を考えれば、軍事やエネルギー、メディアを牛耳ってきた白人の特権階級を中心に世界がまわる、というシナリオは全くもって不思議なものではないのだ、と考えるようになりました。
前述の彼曰く日本もその大きな図式の中の1つにすぎず、言葉はひどいですが「属国扱い」ということでした。
いわれてみれば戦後の占領軍による憲法の制定から戦後教育しかり、朝鮮戦争しかり日米安保しかり。
新しいところでは昨年から続いている原発事故に関しても、ネット上で見る情報と政府やマスコミの発信する情報の格差に、恣意的な隠ぺいの匂いをどうしても感じますし、昨今多発する地震にも関わらず、もうなりふり構わぬ体で原発の再稼働を進める政財界の圧力とマスコミのPRに違和感を感じます。
そこにはアメリカの書いたシナリオに基づく、庶民では想像できない規模の「利権」が動いているからなのだというフィルターをかけると、一連のつじつまがどうしても合ってしまいます。
ある意味世界の施政者は、そのシナリオに取り込まれてしまえば、自分達の身の安全は確保できるわけですから、他の国民などは極端なはなしどうなってもいいわけです。
ただ以前と違ってインターネットの発達と、少しずつではありますが良識ある人の連帯を実感として感じているからこそ「彼ら」もなりふり構わずになってきていると感じるのです。
それを脱却するための手立ては一つ「よりよい世界をめざしている個人の意識が覚醒し連帯すること」
これしかないと彼はいい、私もその考えに同意します。
ちょっと聞くとアブナイ人のアジテーションのように聞こえますし、「よりよい世界」の定義はいろいろあるかと思いますが、今年からはその意味の追及こそが人間の良識として求められている。
大げさではなく、これはある意味「戦い」なのだ、と結構真剣に感じる毎日です。