
先日お伝えした女川の復興祭と並行し、今度は私の地元の一つでもある横須賀で、3月11日にあるイベントが開催されます。
イベント名は「STAND BY ME そばに、いるから。」 横須賀に住む中学生からフラダンスサークル、オヤジバンドまで約11団体が2つの会場で1日パフォーマンスするというイベントです。
このイベントは、友人で横須賀に住むフェイスブックメンバーを中心に数百人のグループを作ったNさんが「311、横須賀でなんかやろうよ」といったところから始まりました。
私は実家が横浜のはずれで、横須賀のほうが近く、一時期横須賀で遊んでた時期があります。
町には音楽好きが多く、かついい意味でローカル色のつよいあの町の居心地の良さが大好きでした。
そこでNさんが上げたのがベン・E・キングの名曲「STAND BY ME」を皆で歌おう、というもの。
訳は「そばにいて」や「そばで支えてほしい」という意味ですが、Nさんは「これは被災地の人の叫びでもあり、かつ横須賀という町に共に住む仲間として、一緒に自立しながらも、大震災のような災害が起きた時には支えるよ、というメッセージを共有したいんです。」
と話してくれました。
僭越ながらサブコピーを考えるという大役を受け、考えたのが「そばに、いるから。」でした。
被災地とのつながりをこれまで作ってきたグループではないので、この声は協賛金を出してくれた横須賀からの想いでもある、という意味です。
また、前述のようにこの町を愛する者同士、なにかがあれば支え合おうという隣人への呼びかけでもあります。
さあ、とはいえ実質的に動き出したのは年明けです。
最初は有志のバンド仲間で軽くジャムセッションぐらいのイメージでしたが、そこからはこのチーム驚異的なその結束力によって個々が動き出し、
会場を抑える、協賛金を集める、出演者を集める、ポスターを作る、商店街にそれを掲示してもらいに歩く。
いろいろなことが殆どフェイスブック上でやりとりされ決定、具現化していくスピードに驚きながら、イベントを2週間後に控えた今、協賛金は実に三十四万円を超え、なんと横須賀市長まで当日参加を希望、約130名くらいの会場はおそらく溢れてしまうのではないかというところまできてしまいました。
皆で祭りを作っていくというのはこういう熱気なのだ、と改めて感じています。
プログラムの最後では、参加者全員が揃って「STAND BY ME」を歌おう、ということになっています。
その瞬間、どんな想いが胸をよぎるでしょうか。今から楽しみです。
出店も何もないイベントですが、横須賀の皆の想いがこもっています。
近くの方も遠くの方も、311に予定がない方はぜひ足を伸ばして見に来てください。一緒に「STAND BY ME」歌いましょう。
◆イベント概要
日時:
2012年3月11日(日)
12:00-15:00(どぶ板イベント広場 屋外ステージ ) http://dobuita-st.com/access/
※参加無料
15:30-18:30(Music Bar Angelo)http://m.google.co.jp/u/m/xzps4D
※入場料 1,000円 (1ドリンク+義援金含む)
主催 : STAND BY ME プロジェクト運営委員会
Ustream: http://www.ustream.tv/channel/yokosuka-jelly
公式twitterアカウント: @311standbyme
Twitter # タグ: #311_横須賀
WEBサイト: http://www.yokosuka-jelly.com/
お問合せ: [email protected]