先日、友人でプロミュージシャンの片寄夫妻を介して知り合ったギタリスト 清水よしたかさんを横浜にお招きしました。
最初にお会いしたのはすでに8年前くらいなのですが、片寄君が奥さんのショコラさんと組んでいる「Chocolat&Akito」のバンドメンバーだったこともあり、ライブでは何度かその演奏を聞いていました。
そんな彼とフェイスブックを通じて再会し、お友達申請したものの特別やりとりをすることもなく今まできていましたが、ある日、彼がドラムの奥さんと演奏しているオリジナルバンド コーネリアスほか、Chocolat&Akitoなどのミュージシャンが集まって福島の子供を救うチャリティーライブを開催したのを知り、横浜でお世話になっているアートカフェ「似て非カフェ」も見て頂きたいなとお伝えしたところ、快く横浜まで来てくれることになったのです。
清水さんは私と同じ年の43歳。17歳からプロのミュージシャンをされていることも大変すごいことなのですが、何よりびっくりしたのは2009年、オノ・ヨーコさんが息子のショーンさんと結成した「プラスティック・オノ・バンド」のツアーメンバーとして参加したということでした。
とにもかくにもまずは私自身のことも知ってもらいたいと思い、古いアーケード商店街「横浜橋商店街」のなかにある馴染みの韓国料理屋にお連れし、ほとんど初めて自己紹介から始まるような夜が始まりました。
根掘り葉掘り聞くのも失礼かと分かりながらも、図々しく聞く私に、温和でもの静かな彼は、いやな顔一つせずその質問に答えてくれました。
そして未だに解決していない福島の問題に関しては、後から合流した妻と3人で真剣に語り合いました。
その後韓国料理屋を出て、カフェへ。
築45年の信用金庫をリノベーションしたカフェの趣のある、インスピレーションを刺激するこの空間を気にいってもらえたらなと思っていましたが、嬉しいことに気に入ってくれたようで、なんと5月にライブの企画に参加いただけることになりました。
私がとても気に入っている空間で、しかも尊敬しているミュージシャンのライブを開催できるなんて。
とても嬉しく、ちょっと信じられない展開ですが、多くの人に来てもらえるようにこれからもときどきそのライブまでのことをここでもご紹介していきたいと思います。その際にはぜひ皆さんで来てくださいね。
