
今年最後のブログ投稿となりました。気がつけば222回。約4年間。
まだまだ川村さんには遠く及びませんが、表現の場を与えてもらったこと、そしてこの駄文を読んでくれる方がいることに感謝しております。
今年最後のブログの日の朝刊には、岩手陸前高田で震災後人々の希望となった「奇跡の一本松」の記事が載っていました。
陸前高田市の松林はかつて7万本あったそうですが、そのことごとくが流されてしまったにも関わらず、「彼」は奇跡的に残り、多くの人々を励まし、勇気づけ、そしてエネルギーを与えてきました。
震災から9カ月を経過したいま、瓦礫から立ち上がる人々を見届けつつ、その役目を終えようとしています。残念ながら蘇生は断念せざるを得ないようですが、彼の松ぼっくりの種子から18本の苗が育っているそうです。命は脈々と、確実に受け継がれているのです。
私はこの話を読み、まさに新しいフェーズへと来年から入っていくなかでの希望を感じました。
自分自身を振り返ると、当たり前のことですが、3月11日以降今まで以上に人生に関しても深く考えるようになりましたし、それをきっかけに、地元の横浜で新しい出会いがたくさんできてきました。
まさにそれは奇跡の一本松の苗のように、震災後どんどん加速しながら私の周りに出現したのです。
来年はその新しい出会いを、今まで私が関わってきた素晴らしい人たちと融合、化学反応させ、さらに新しい価値を創造する1年にしたいと思います。
今までも常にそう考えていましたが、来年からは今まで以上に私自身がアイ・ステートメント、つまり私自身から積極的に発信をするスタンスに立つことで、つながりを価値へと創造していこうと考えています。
皆さま、今年1年間本当にありがとうございました。感謝いたします。
そして来年もよろしくお願いいたします。