第207回「第30回YOKOHAMA本牧ジャズ祭」

皆さんご無沙汰しておりました。 お盆はいかがお過ごしでしたか?
バタバタと佐渡島から戻った後は、何もなかったように日常が始まっています。

さて、今日は地元ヨコハマで新しくできたネットワークについて書こうと思います。
以前に震災復興支援のイベントを行った商店街の記事を書かせてもらった「ヨコハマ経済新聞」から、横浜で1981年の開催から実に今回31回を迎える「YOKOHAMA本牧ジャズ祭」の取材を依頼されました。

市民の手作りイベントで、全てボランティアの手で作られてきたこのイベントは、ダウンタウンブギウギバンドから近藤房之助、MALTA、渡辺香津美、坂田明、上田正樹、ミッキー吉野など、超大御所のミュージシャンが出演してきています。

そんな歴史あるフェスの30回を支える実行委員長には、このフェスに家族ぐるみで参加している1ファンの方が選ばれました。
1989年のNHK朝の連続ドラマ小説「和っこの金メダル」のヒロインを演じた女優さん 渡辺梓さんです。
今回の取材は実行委員長である彼女にこのフェスに関してお伺いするというものでした。

ドラマのキャラクターのプレッシャーに、自分を無くしかけていた頃に連れて行ってもらったこのイベントで、芝生の上でバーベキューをしながら楽しむスタイルに「かたちにこだわらず楽しんでいいんだ、と気持ちが開放され、救われんです。」とおっしゃっていました。
それ以来何年にもわたり、結婚してお子さんができた後も家族ぐるみで参加されてきたそうです。

新しいフェスの方向性をめざす為に、ともすると敷居が高いと思われる「ジャズ」というジャンルを、もっとハードルを下げて楽しんでもらえるよう、1ファンである渡辺さんに実行委員長として白羽の矢が立ったとのこと。
ジャズの演奏はもちろん、「ビーサン飛ばし大会」やアーティスト ロコサトシさんのライブペインティングなど盛り沢山の内容。
さらに地元の人とも根付いた新しい祭りを目指し、今回初めて併設会場で「本牧なつまつり」というお祭りも同時開催されるそうです。

下記にイベント概要をお知らせしますので、ご興味のある方は昼から延々夜まで続くこの夏祭りにぜひ参加ください。
「第30回YOKOHAMA本牧ジャズ祭」開催概要

ちなみに渡辺さん自身は、現在も仲代達也氏が主宰する「無名塾」で、精力的に活動されながらも、私の家から歩いていけるところで、アーティストがコラボレーションするカフェ「似て非ワークス」を同代表でご主人である美術作家 稲吉 稔氏とイベントプランナーの笠原 彰二と経営されています。

実行委員長の渡辺梓さん、ご主人の美術作家で「似て非ワークス」代表 稲吉稔さんと さすが女優さん、顔の大きさが違う(笑)
実行委員長の渡辺梓さん、ご主人の美術作家で「似て非ワークス」代表 稲吉稔さんと
さすが女優さん、顔の大きさが違う(笑)

おととしまで金融機関として使われていた築45年のビルをリノベーションし、むちゃくちゃカッコいい空間になっています。行きつけにぷらっと行けるところにこんなカフェを見つけました。
あんまり有名になってほしくない隠れ家なんですが(笑)いつも読んでくれている皆さんには公開しちゃいます。

ああ、、やっぱりヨコハマは最高ですなあ。

アーティストのコラボカフェ「似て非ワークス」の店内はこんな感じ
アーティストのコラボカフェ「似て非ワークス」の店内はこんな感じ

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