
久しぶりに会う友人と話す機会がありました。
彼は以前私が手伝っていたアルバイト先で知り合ったのですが、その後昔の同級生と
久しぶりに会ったのを機に電撃結婚、その後に子供をもうけ、いきなり人生のドラマが急展開を始めたのです。
仕事も知り合った当時は今でいう「フリーター」でしたが、その後外車の
セールスマンを経て、その後いきなり「税理士の勉強をしたい」と言い出して周りを驚かせたと思いきや、その後税理士事務所に勤め始めて既に数年。
今も税理士を目指しながら私生活では既に2人の子供のお父さんにもなりました。
久しぶりに会ったサーファーの彼は、体型こそ変わっていないけれど「税理士を
目指している、もしくは税理士といっても問題なし」というような雰囲気を醸し出していました。
互いの近況報告もしながらいろいろと税に関して教えてもらいました。
バイトの頃にはサーフィンの話しなどをよくした彼に、税金について教えてもらうのは
不思議な感じがしました。しかも彼は既に2人の子持ち。
時間の経過は明らかに変わっていますが、それでも話せば彼自身は今までと
全く変わらないままでした。
「税理士を目指したい」と言い出した当時、彼の中では大きな葛藤や変化があったので
あろうことは容易に想像できますが、その重さは彼にしか分からないもの。
おそらく説明や相談をうけたとしても、明快な答えなど私のレベルでは出せなかったはず。
しかしそんな大きな決断をして、人生を変換したとしても彼の人間性は変わっていないことを考えると、人間性はそうそう簡単には変わらないということを改めて感じました。
であるならば自らの人間性をしっかりと自己、他己含め「棚卸し」して、
良い部分をいかに深めていけるのか、また悪い部分を少しずつでも変えて
いけるのかを3年間の厄年が終わる最後の月に改めて見直しつつ、来年の準備をして
みようかと思っています。