第169回 メンテナンス

先日「表参道カレッジ」という講座へ参加させて頂きました。

この講座はメディアでの出演や著書「Give & Givenの発想」などで著名な佐々木かをりさんの会社イー・ウーマン主催で、毎回各界のトップランナーの方々によるいろいろな講演会が開催されています。

私が今回お伺いしたのはゴルフ界の若きスーパースター、石川遼選手を育てた吉岡徹治さんのお話です。吉岡氏は現在代々木高校のゴルフ部監督をされながら、将来のスター選手を育成する「ジュニアゴルフマジック」を主宰されていらっしゃいます。

私自身はゴルフの経験はほとんど皆無。遠い昔に兄に連れられ打ちっぱなしに連れて行ってもらった程度ですが、最近ゴルフのトレーニングのことを勉強したいと思っていたので、これはぜひ!と参加したのです。

講演はゴルフの基礎知識から石川選手が最近ハマっているゴルフ場のお料理など多岐に渡り、非常に楽しいお話だったのですが、中でも興味深かったのは選手のボディケアに関するお話でした。

ボディケアに関してトップの選手たちはプロのトレーナーをツアーに帯同させ、しっかりとしたメソッドに基づき、マッサージやトレーニングを行いながらコンディションをつくっていくようになっているとか、トレーナーによってはメンタルな面でもサポートを行う為に、交換日記的なものまでしてケアするとか。
派手に見える生活も、体調管理と練習の為、全く遊ぶ暇などないと。もちろんいろんな方がいるとは思いますが、やはり勝つ選手たちはそのように管理しているのだそうです。

また、先生が教える子供たちも、いかに怪我などをさせずに体をつくっていくかということにも留意しているとおっしゃっていました。
ゲストでお見えになった上田桃子のトレーナー トータルゴルフフィットネスの菅原賢さんも、桃子選手の肉体を冷やさないように食事は真夏でも鍋が基本らしいとか。

当たり前ですが、やはりコンディション作りがスポーツの種類に限らず最も重要なのだと理解できました。
自分でも昨年から行ったトレーニングを通じて、コンディションのチェックに気を配るようになりましたが、それは「こうしなきゃ」というよりも「それを知るのが楽しい」という感覚でしょうか。なぜかというと、トレーニングやメンテナンスをすることで、やはり体調のよさを実感できるからだと思います。
これはアスリートのみならず私のような一般の人の生活にいえることであり、それを分かりやすく伝えることは社会的に意義のあることだなと感じるいい機会でした。

そんなことを書きながら「健康であることがとにもかくにも幸せの絶対条件。それは病気になって気づくのでは遅い。もう人生の残り時間もあまりない中、病気で遠回りもしたくないし、下手したらそのままいなくなってしまっても不思議じゃない年なんだ」と結構真剣に思うわけです。

自分も実感としてそんなことを感じるようになったのは「年をとった」ではなく「年齢を重ねている」証だと思い、最近の雨でご無沙汰になっていることに明日は跳ぶぞ!と決意した朝です。

追伸:
冒頭でご紹介した「表参道カレッジ」10月20日はファンサイトで運営するお料理コミュニティ「andparty」にも登録頂いている滝村雅晴さんの講座「パパ料理研究家の挑戦~パパの存在とパーソナルブランディング」が予定されています。
滝村さんは「ビストロパパ」として昨年独立起業。パパの料理を通して家庭の幸せを創造する」ことをミッションに掲げ大活躍中のお料理研究家です。
以前は優秀なIT系のサラリーマンだった彼がなぜお料理の道へ?ご興味ある方はぜひご参加ください。

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