
オリンピックが終わりました。
世界中の国々が会して競う祭典ですから、いろいろな話題があって当然ですが、連日車内を賑わす「その後の話題」に興味を惹かれ、普段は100%買わない週刊誌を買って読んでみたりしました。
自分が感じたことを思い返しつつつらつらと書いてみようと思います。
あくまでも主観なので、乱文お許しください。
①やはり、といっては語弊があるかもしれないが、面子の為には平気で何でもやっちゃう国だと再認識したこと。でもCGの加工に腹は立たない。ジャーナリズムとは違う観点で見るべきものだと思う。
②世界中で祝福するべきその日に、戦車で数万の人々の生活を一瞬にして蹂躙した争いがあったということ。人もたくさん死んでる。21世紀とは思えない。しかも黒幕は開会式に出てた。サンダーバードの人形みたいな大統領がロボットみたいにマイクの前で話す姿が不気味。それに対抗して「棚上げ十字軍理論」を振りかざすサルもいる。サンダーバード対サル。
③昔から違和感を感じているヘンなヒロイズムに酔いがちなこの国の「マジョリティ精神」が、結果を出さなかったとたんに寄ってたかってこき下ろす、いつもの構図に腹の底から嫌悪感を覚えること。
ま、私自身は監督のあの自己陶酔みたいな姿勢、傲慢な感じも好きじゃない。
ファッショのにおいがぷんぷんする、この国の大都市の親玉にも同じものを感じる。
結局この国のマジョリティはこのレベルなのだろうか。そうは思いたくないけど。
④女性の活躍が素晴らしかったと思ったこと。ある人は「女性の大統領が多くなればいいのに」とかいってた。それはそれで怖いけど、そんなことをちょっとでも感じさせるぐらい女性の活躍が光った大会だった。飛び込みの女王の顔は嫌いだけど。
そして・・
日々暮らしている中で「こんな国もあったんだ」と気がつく機会が思った以上に少ないなと思ったこと。
メダル狂奏曲だけがクローズアップされてしまうのも致し方ないことだと思いつつも、目立たないけど小さい国でがんばってる人もいるという事実を知る機会があってもいいのではないかと思った。それだけ世界が広いということ。それを知る手段として最も可能性があるのがウェブではないかということ。
オリンピックで気がつくことっていろいろあるんですねえ。