第148回『Tashikenntale08に参加して・・・その1』

 現代史に登場して10年目を迎える国・・ウズベキスタン。  今回からしばらくはちょっと趣向を変えて、10月の20日から27日まで1週間ウズベキスタンの首都タシケントと世界文化遺産で知られるブハラ市で行われた「Tashik

第147回『一つの時代の終わり』

 先日朝日新聞の声の欄に、大手外食企業のY氏の解任を期に未熟練労働と低賃金を経営の基盤とする外食産業の変革を期待する趣旨の投書が眼につきました。 まさにその通りでしょう。    かつて同氏の率いる関連企業に関わり、それら

第146回『点的思考から脱けだそう!』

 先日、地元の市民ホールで開催されたコンサートに出向きました。新人の女性バイオリニストの協奏曲と、かのマーラーの交響曲No5が演目。入場料はA席で3000円ということで、休日の気楽さと好奇心から出向いたのでした。天候はあ

第145回『バットマンの最新作「ダークナイト」を観る』

 コミックには本来毒があります。こうした毒は弱者の本音から生まれてくるものと思われますが、しかし、最近の我が国でのコミックブームでは、毒といえばせいぜいセックスや不倫が限界毒、体制が嫌う怖い毒づくりへの挑戦は、まったく陰

第144回『それでいいのだ!』

 今夏は、思いがけなくも猛暑でした。そうした中。老骨にむち打たれて幾つかのプレゼンテーション(以下プレゼン)に参加させて頂きました。で、結果は、いずれも不成功で、ほんとうにごめんなさいです。 でも、思うのですが競合プレゼ

第143回『期待感と経験』

 顧客満足度は期待感と顧客経験が一致したときに高まります。 とくにコモディティ化した市場では、つねに高い顧客満足を維持していくことが肝要で、したがって製品の詳細を訴えるよりも期待感を創出することがコミュニケーションの目的

第142回『08年OLYMPIC雑感』

 大会旗は次のロンドンに手渡されて、204ヶ国が参加した北京五輪は、終わりました。何かと話題に事欠かなかった世界の祭典でしたが、皆さまにはそれなりの想いがおありだったと思います。 私的にこの五輪の印象を総括したいと思いま

第141回『独りよがりのメッセージ』

 いまある会社案内制作のコンペのオリエン資料を検証しています。 会社プロフィル、ブランド、製品&サービス、技術力、社会的責任、企業使命、環境配慮、資本金、施設、従業員数、支店網などの企業規模、組織、子会社、関連企業なども

第140回『プロシューマーとの共創』

 前回に引き続きプロシューマーを話題にしたいと思います。 プロシューマーなんて日本人にはいないし、居たとしても少数派じゃないの?大勢は企業の考え方に素直に従うのが日本の消費者では?昔を知る人は、そう考える向きも多いかも知

第139回『プロシューマーとの付き合い方』

 マーケティングのターゲットとしてプロシューマーを想定したとき、私たちは何を考えねばならないか、またどう対応したらよいでしょうか?  プロシューマーとは一口でいえば、彼らは情報収集力、情報評価力、情報発信力、さらには情報