第48号『「逃げる」こと』
最近、仕事の関係もあって立て続けに女性にお会いしています。 だいたい年齢的には40代前後の女性達です。 この辺、しっかり年齢を確認したわけではないので、多少、誤りはあろうかと思います。 専門分野は皆さん、俳人、獣医志望、
第47号『あの日、あの時』
中央アジアの諸都市の光景を見ていると、日本の60年代の様相を思い出します。 まさに高度成長に突き進まんとした時代です。 「オー猛烈」が流行語となり、「隣のクルマが小さく見え」、「何時かはクラウン」という他人志向の拡大、ま
第46号『シルクロードの片隅で』
ユーラシア大陸の中央、シルクロードの一端にあるカザフスタン、その主要な2つの都市に行ってきました。 アルマトイとアスタナという都市で、一方は旧都市、他方は新都市と、性格は対照的な都市ですが、それら両都市でのほんの数日の滞
第45号『ハウス・オブ・シセイドウ、行きましたか?』
4月8日、銀座の資生堂本社ビルに開設されたハウス・オブ・シセイドウ、「美の生命力と唐草」展、皆さんにおすすめです。 資生堂の創業132周年を記念してこのスペースはオープンしたのだそうですが、久し振りに企業文化を発信するの
第44号『営業の声はほどほどに・・・』
とても残念なことですが、かつてクライアントとしてお世話になった企業のブランドが、いまや見る影もなく凋落しつつあります。 社長やご担当の方にお聞きすれば、でも収益はあがっているよ、とか、それなりに意識はしているよ、とかおっ
第43号『志の低さ?!』
最近、気になる発言や姿勢があります。 経済をリードするトップや、業界のリーダーと言われる方々の発言です。 とりわけ、こうした発言は、賃金とか年金とか雇用とか、労働や厚生などの取り組みについて意見を求められる場で見受けられ
第42号『再定義と語り部』
商品を取り巻く環境が根本的に変わってきています。 広い意味では、時代変化であり、価値観の変化ですし、狭い意味では商品の成長に伴い、置かれるライフステージの変化です。 この主に2つの要因により、いま商品の再定義、つま
第41号『スポンサードは投資』
久しぶりのことですが、ある媒体社の事業企画に参加しました。 で、正直驚いたのが、未だに推進者たちの多くに、奉加帳発想による協賛金集めの考えが強く浸透していることでした。 また、イベントの価値づけについても露出頻度や知名度
第40号『考え過ぎは禁物!』
私の住むところは、パン屋さんの激戦区です。 そこに加えて駅構内にパン屋さんが出店したため、競争はいっそうはげしくなりました。 そんなわけか、買い付けのパン屋さんは、店を大幅にリニューアルし、陳列も変え、合わせてサービスも
第39号『戦争と景気後退の最悪ペアが日本人を変える!』
よく日本の起こる変化は、10年前のアメリカで起った変化だと言われます。 振り返っても、おそらくこのことは間違いないように思いますが、しかし、感じるのは、変化の生成がいまや10年のスパンではなくさらに短縮していることです。