第58号『変わらぬモノ、変わるモノ』
久しぶりに京都に出向きました。 仕事も兼ねて一日紅葉狩りを楽しもうと出向いたわけですが、結局は仕事の延長になってしまいました。 それはさておき、今回、とくに感じたのは京都での安らぎです。 ひとつは何時もホテルが予約でいっ
第57号『クリエイティブがお好き』
商売柄クライアントの制作物の打ち合わせに参加することが多いのですが、そこでいつも感じる疑問は、論議が制作の、とりわけ表現面について多くの時間が割かれることです。 しかもその論議は、確とした裏付けがあってと言うより、むしろ
第56号『あなたはどのタイプ』
ふたたびプレゼンについて、です。 この原稿は、ハーバートビジネスレビューHBR10月号に掲載されている記事を紹介するもの、すでにお読みの方も多いと思います。 プレゼンは、中身もさることながら、プレゼンテーターの印象も大き
第55号『絶対に失敗するプレゼンテーション』
いうまでもなく、プレゼンテーションは、私たちの仕事とは切っても切れない大切な業務です。 そして私に限って言えば、何時になっても、どれほど多くの場数を踏んでも、自信の持てるプレゼンテーションを行えた確信をもてた試しがありま
第54号『同情するならカネをくれ』
随分前の、あの安達祐実ちゃんの頃の名セリフですね。 結構、流行った気がします。 こんな旧いセリフをいま思い出したのは、最近の子供への虐待や殺害事件と、それらに対する周辺の人々の反応です。 とりわけ、小山のケースなど実際、
第53号『「本格」ってなんだろう?』
最近、ちょっといい気分なのは、お手伝いしている某ホテルレストランの売り上げが対前年120%になっているという報告です。 もちろんその前の年が悪く、その結果、今年の伸びに反映したというような数字のマジックではありません。
第52号『近頃の若者は・・・!?』
紀元前より、「近頃の若者は・・・?」と言う大人の文句があったそうですね。 それほど、若い世代のへの不満は、人類永遠のものかもしれません。 しかし、この不満も、ことこの度のオリンピックに関しては「近頃の若者は・・・スゴイ」
第51号『ガブリと喰えるかな・・・?』
皆さん、ご覧なったと思いますが、全ページ、カラーでのマックグランの広告、けっこう気が利いていましたね。 TVのSBとも連動して、巧さを感じました。 そんな気持ちで、学生達に「マック」ってどう思う?と授業の傍ら聞いてみまし
第50号『競争意識の芽生え』
景気が回復したと言うのが本当かどうかは別として、景気後退を長く体験した後、企業はようやく顧客を意識した競争と言うことに意識が向かいつつあるようです。 それは市場の規模拡大が難しいこと、中途半端な多角化、製品モデルの多種化
第49号『IDカードに思う。』
私の住まいするところは、大手出版社の多い所で、昼休みともなると、編集者やクリエーターと思しき人々が、ランチハンティングに出掛けてきます。 彼らは当然、ノーネクタイ、カジュアルスタイル、まあフツーのスタイルですね。 ですが