第88号『FUSION展を見て』
「FUSION展、それ何?」と言っても当然な知名度の乏しいマイナーな展覧会、しかも開催場所は静岡・三島です。 FUSIONの名前の通り、文化融合をテーマとしたデザイン展で、主宰者はデザイナー榎戸文彦氏。 JR三島駅からク
第87号『不愉快を受け容れる』
最近の情報技術の進化によりマーケティングの費用対効果を測定することは、さして困難ではなくなりました。 そして、こうした測定調査への追い風としては、説明責任の高まりもあるようです。 客観的に見るとこうした調査の盛り上がりは
第86号『求められているモノ』
最近、多くの企業で耳にすることは「提案」営業とか、コンサル、またはソリューションというコトバです。 こうしたコトバが世に氾濫するのは、いままでのビジネスのやり方が変わってきたこと、また専門知識とされていた知識がコモディテ
第85号『噂の表参道ヒルズ』
2月11日オープンした表参道ヒルズ、行きましたか? 序でもあり、私もフラリと出向きましたので、表参道ヒルズの印象を話の種に供したいと思います。 ご承知の通り、1927年に誕生した同潤会青山アパートの跡地をデベロッパー森ビ
第84号『人並み病』
ある広告代理店の人が語っている雑誌コラムからの話です。 それによると今の10代は、「頑張ればこんなことも出来る」という自信が持ちにくく「豊かな暮らしを維持すること」に意識が強く向いている。 そして「よくなりたい」ではなく
第83号『日本の営業ってヘン!』
日本の営業ってヘン! IT系の会社を経営している中国人若手社長、宋さんからのご指摘(NHK経営羅針盤)です。 同感です。 常々思うことですが、営業とは何か?と言うことです。 世間一般に営業のイメージはよろしくありません。
第82号『アンドロイドはエイジレスの夢を見る?』
恒例の、と言えば大晦日の〔紅白〕ですが、年が明ければ、もう一つの恒例、それが元旦の新聞広告大特集ではないでしょうか。 記憶によれば、この企画がトーンダウンしたのはオイルショックで景気が落ち込んだ年くらいで、それを除けば、
第81号『知的なライブスタイルって?』
今年も拙い文章にお付き合い願いたく、よろしくお願い申し上げます。 巷では今年はデフレを脱して、経済は再びバブルを迎えるそうな。 そんな噂の裏付けとして、デイトレーディングに励む知人から、一日50万円単位で稼いでいるとか、
第80号『キントキ族対策始めよう!』
先日、ご縁があって東京より凡そ3時間のリゾートにお邪魔しました。 この観光地は、テニスブームに支えられて、いっとき若者を中心とした人気のスポットでした。 しかし、バブルがはじけて以降、年を追う毎に観光客が減ってきていると
第79号『あなたはどのタイプ』
ふたたびプレゼンについて、です。 この原稿は、ハーバートビジネスレビューHBR10月号に掲載されている記事を紹介するもの、すでにお読みの方も多いと思います。 プレゼンは、中身もさることながら、プレゼンテーターの印象も大き