第103号『また観に行こうと決めた』

1977年の夏から一年間、下関の街とそこに生きる17才の女子高校生、郁子を描いた映画『チルソクの夏』を観た。 姉妹都市、韓国・釜山との親善事業として、年に一度開催される「関釜陸上競技大会」で、郁子は同じ高飛び競技に出場し

第102号『不可能は無い』

先日、スポーツイベントの打ち合わせのため九州、大分に出かけた。 株式会社大分フットボールクラブの取締役でチーム管理部長でもある藤原司氏にお会いした。 現在サッカーJリーグ1部「大分トリニータ」の管理運営の中心的人物でもあ

第101号『始まりの時』

『声を出して読みたい日本語』(草思社)の著書で一躍脚光を浴びた斎藤孝氏の『身体感覚を取り戻す』(NHK ブックス)によれば、いまの50代60代の世代は大人に対抗する若者という役割を担って登場した世代であり、その彼ら自身が

第100号『連鎖』

今日、4月9日金曜日は弊社ファンサイト有限会社の創立記念日である。 そしてほぼ毎週金曜日に配信しているファンサイト通信も今日で100回を数える。 占いを趣味にしている友人は、これは偶然ではなく必然であり、こうした事態を「

第99号『今朝のできごと』

会社案内の刷新を図るべく3ヶ月間も準備し、打ち合わせを重ねているプロジェクトに参加している。 その業界では歴史も実績も備わった中堅企業である。 新しい企業イメージを盛り込んだものにしようとの狙いである。 皆、真剣に対応し

第98号『探し物』

月曜日の朝、出かける段になって黒い革製の財布がない。 いつもの場所に置いてあるはずだが見つからない。 違う場所に置き忘れたのか、あるいは鞄の中に放り込んだままではなかとしばらく探し回る。 カードや免許証も入っている。 「

第97号『美しいさという規準』

3月のはじめ、ここ数年恒例にしている三浦国際市民マラソンに出た。 最近、レースに出ることが時々億劫になる。 なんのことはない、練習不足で体と走りが重いからだ。 それでも走りはじめると、やはり気持ちがいい。 左手に波頭がキ

第96号『ブランド力』

去年の暮れから一日の始まりと、終わりに必ず使うモノがある。 ノートと万年筆である。 ノートは200年前にフランスで創業(現在はイタリアで製造)されたモールスキン(MOLESKINE)。 耐久性にすぐれヘミングウェイ、ゴッ

第95号『散歩という儀式』

デザインの歴史書の口絵で見たガウディの建造物を、この目で確かめたくなりバルセロナに行った。 もう30年も前のことである。 サグラダファミリア聖堂、グエル邸、グエル公園、カサ・ミラなど彼のほとんどの作品がスペイン第一の港街

第94号『ターゲット』

企画書を書くことが時々ある。 企画意図、現状分析と問題点、問題解決のための施策と今後の展開などの他に、ターゲット設定という項目もある。 企画を実施するにあたり、実施対象となる人物像を設定する。 そうすることで、企画の現実