第133号『日記』
2003年9月28日、晴天。 この日、アナハイムにあるエジソン・スタジアムにメジャーリーグ、シアトルマリナーズの長谷川投手と彼を囲む子どもたちがいた。 長谷川がオリックスからメジャーに移籍した最初の球団がアナハイムエンジ
第132号『望みを持って努力すること』
伯母の家は、弘前公園の裏手、五十石町にある。 小学生のころ、正月や観桜会など、晴れがましい日に父は僕らを連れ、伯母の家の遊びに行くことが、しばしばあった。 僕にとっても、それはとても嬉しい出来事だった。 理由は2つ。 1
第131号『友よ』
早朝の知らせは、なぜか不幸な出来事であることが多い。 精神的に落ち込んでいる時、訪ねると手を休め、夜遅くまでウイスキーのグラスをかたむけ、話しを聞いてくれた師で画家M氏の死、そして実弟の、治ることのない病の知らせも早朝だ
第130号『夢と熱』
日本では、バスケットボールはマイナーなスポーツだと、決め付けられている。 しかし、実態を知れば知るほど、じつはマーケットとして、手付かずの宝の山であることに気付く。 競技者人口600万人。 サッカーの700万人に次ぐ数で
第129号『バスケがしたい!』
「変革」とは「過去」からの脱却である。 したがって、あらゆる変革は「前例」を覆すことから始まる。 これまで、日本ではスポーツが「学校」と「企業」を中心に発展してきたため、「地域」という概念がなかった。 しかし、これを根本
第128号『馬鹿者とよそ者』
2002年10月29日 車は軽快に高速道路をダウンタウンへ向かって走る。 スピーカーからはクルセーダーズの「ストリート・ライフ」が流れている。 10月の夕暮れ、ロス・アンゼルスでも少し肌寒い。 街の明かりが夕暮れとともに
第127号『新たな階層社会の出現』
私たちは、往々して少数の個体のふるまいの微細な変化から始まる社会の変動に気付かないで過ごすことが多い。 「内部生たちは、学生鞄を持たずに当時はまだ珍しかったレスポとやらの軽いナイロンバッグを肩に掛けたり、アメリカ製のごつ
第126号『瑣末なこと』
瑣末なことで気になることが幾つかある。 ここ数ヶ月、新しい事業の立ち上げのため、大分県別府市に足繁く通っている。 大分までの交通手段は大概、飛行機による。 毎回、ほぼ満杯の乗客は狭いシートに座る。 そして、乗船と同時にフ
第125号『Y氏の教え』
「その気」とは、「具体性を持った妄想」のことである。 私たちには、もともと強く念じたことを実現させるように潜在能力が備わっている。 だから自分を上手に「その気」にさせることが出来れば、かなりの確率で欲しいものを手に入れる
第124号『失敗したっていいんだ』
今年、大補強をし「史上最強打線」と言われた巨人軍が敗れ去った。 そして落合博満監督率いる中日ドラゴンズがセ・リーグを制した。 わずかに補強したといえば、その巨人からバントの名手、川相昌弘選手を獲得したことくらいだ。 どう