第203号『成長の瞬間』
なんとなく、ぬるい夏だなと思っていたら、ここ数日、辻褄をあわせるかのように残暑が厳しい。 そして、早稲田実業対駒大苫小牧の熱い闘いが、今年の夏をきちんと締めくくってくれた。 甲子園での決勝戦。 延長15回、1対1の激闘。
第202号『夏宣言』
なんだかパッとしない。 梅雨が開けたというのに、カッとした日差しがない。 蝉の鳴き声もか細く聴こえる。 弱々しい夏は夏とは呼べない。 むちゃくちゃに暑くて、拭っても拭っても汗がだらだらと流れ、もうどうにでもなれといったパ
第201号『ノンジャンルベスト3』
気がつくと数ヶ月も本も読んでいない、映画も観ていない、CDも買っていない。 そんな時期があった。 猛烈に忙しかったのか? いや、いまの方がむしろ忙しい。 流されるままに時を過ごしていたのだろうか、それとも立ち止まり、自分
第200号『仕事』
気がつけばこの「ファンサイト通信」も今回200回目である。 単なる切りのいい数字でしかないが、自省するには、よい機会でもある。 会社を始めた当初、運良く2社と契約することができた。 1社は起業前からのお付き合いがあり、も
第199号『順列組み合わせ』
数ヶ月前のことであるが、欲しかったiPodをようやく手に入れた。 ご存知のように、iPodはアップルコンピュータ社によって開発された携帯型デジタル音楽プレイヤーである。 黒い正方形のパッケージのふたを開けると、エナメル質
第198号『スタンス』
今月の「一揆塾」の講師は株式会社フロム・ザ・ストリート代表、金井真澄氏である。 金井氏はストリートバスケのプロリーグ「LEGEND」を立ち上げた元銀行マン。 直近はベンチャーキャピタリストだった。 http://www.
第197号『トマト』
日々の飢えはないが、素性のわからない肉や野菜を不安と苛立ちを感じつつも口にする。 そして、飽食の果てに大量の残飯を生み出す。 TVで千葉県のある小学校の給食風景が放映されていた。 食事後に生まれる大量な野菜の残骸。 かた
第196号『100年後』
最初の勤め先を辞めて、スペインに行ったのは30年も前のことである。 昼夜問わず動き回る映画の現場に、なんだか居場所を見つけ出すことが出来ないまま、熱が冷めていく自分がもどかしくてしかたがなかった。 それは恋をしたその
第195号『セッション』
日本橋界隈を歩いて気がついた。 幾つかのビルの一角に丸太を組んだ小屋が建っている。 そこには神輿が鎮座するのだろう。 夏の祭り日が近づいてきている。 しかし、街のどこからもこれから祭りが始まるという高揚感も、晴れがましさ
第194号『野心ある戦い』
散歩には暑すぎ、読書するには少し体がムズムズしていて落ち着かない、そんな気分の午後。 自宅から車で20分ほど走ると、北海道日本ハムファイターズ2軍のホーム、鎌ヶ谷球場に到着する。 球場からは低く静かな歓声と打球音が聞こえ