第302号『信者』

今年、ライブで聴いたアーティストたち。 ポリス・チープトリック・忌野清志郎・シンディローパー。 それぞれに素晴らしい舞台を味わうことができた。 コンサートに行く度に思うことがある。 彼らは、どうしてこれだけの人を集めるこ

第301号『突破力』

船井総研でIT企業のコンサルタントをしている、友人の長島淳治さんが日経BP社から「IT一番戦略の実践と理論」を上梓された。 彼との交流は2年前の5月、一通のメールから始まった。 06年4月に出版したばかりの僕の著作「企業

第300号『10000時間』

福岡伸一氏は『生物と無生物のあいだ』でサントリー学芸賞に輝いた気鋭の生物学者である。 骨子の野太さとは似つかわしくない、流麗で且つ、リズム感のある文体で思わず引き込まれた。 その福岡氏のコラムを8月21日付け日経新聞夕刊

第299号『降り立つ』

ここ数年、企業がいかにして自社のファンサイトを構築するべきかを提案してきた。 その結果、つくることばかりに目を奪われていた。 構築の有り様が分れば、成り立ちがわかるはずだ。 だから、これまでの方法に加え、気になるサイトを

第298号『白い神の棲む青い森』

道が遠ければ遠いほど、悪ければ悪いほど、その目的の場所の魅力は輝きを増す。 いまから20年ほど前の夏、そんな体験をした。 西津軽郡岩崎村。 陸奥岩崎駅は青森県弘前市から秋田県能代市を結ぶ五能線にある。 各駅停車のジーゼル

第297号『所作』

生物学者スティーブン・ジェイ・グールドの『フルハウス・生命の全容・4割バッターの絶滅と進化の逆説』によれば「ジャンルが成熟していくと平均化する」と言及している。 かつてメジャーリーグでは4割を打ったバッターは20名ほどい

第296号『ライバル』

拮抗、対峙、対決。 それぞれに一人で立つものたちが並ぶと、どんな変化が生まれるか? その様が見たい。 茹だる暑さのなか、上野の東京国立博物館で開催されている展覧会場へ出掛けた。 『対決 巨匠たちの日本美術展』 日本美術史

第295回『インサイトストーリー』

釣り好きな先輩から、篤とその奥義を聞かされた。 曰く、狙う魚によって、えさ、糸の長さ、潮目、時間を読みながら釣糸を垂れるのだと。 傍目からはのんびりと見えるようでその実、細々と計算していることが少し理解できた。 この不景

第294号『チームファンサイト』

浜町にあるアトリエ(仕事場)は、探しに探してようやく見つけたわけではない。 いわば偶然に見つけ、衝動で決めた。 それでも、前々から決めていたことが3つある。 仕事場を決める3つの条件 1.幾分広く使い勝手のよい台所がある

第293号『自分との対話』

本を読んでいて、気になる箇所に線を引く癖がある。 勿論、身銭を投じて買った本にである。 なんと勿体ないとのお叱りを受けるやも知れないが、この方法を採ってかれこれ10年になる。 本を読むことがあまり好きではなかった。 読み