第387号『企業ウェブサイトの行方』
無人駅の駅前にお店を出したり、看板を立てても意味がない。 そもそも、一日の乗降客が十数人規模ではどうにも話しにならない。 ところが、近くに集合住宅地が開発されマンションや一戸建て住宅が建ち並び、数万人規模の町が形成され、
第386号『わかりにくいということ』
わかりにくいということは、必ずしも悪いことではない。 1980年代、池袋西武百貨店にあった西武美術館は、現代美術の聖地といっても過言ではなかった。 そこでは、例えば、脂肪・蜜蝋・フェルトなど独特な素材を用いたドイツの作家
第385号『日記の効用』
かれこれ、日記を付けはじめて10年になる。 今年も、ほぼ中盤にさしかかり、これまでの日々を読み返してみた。 例えば、数日前の日記(一部)でこんなことを書いた。 ————&#
第384号 『告白』
映画『告白』を観た。 エンドロールが終わり、場内が明るくなり、ほんの数秒、誰ひとり席を立つものがいない。 「うーん・・・」という低い吐息が隣の席から、漏れ聞こえた。 不景気、リストラ、いじめ、幼児虐待、こんな時代だから、
第383号『行列のできる店』
【鯛焼き 人形町柳屋】 いま、浜町にあるアトリエは仕事場と住まいを兼用している。 Q.「お住まいはどちらですか?」 A.「浜町です。」 Q.「ああ、浜松町ですか?」 A.「いや、人形町そばの浜町です。」 こんな遣り取りの
第382号『リーダー不在』
選挙公約を守らないだけではなく、自らの発言も二転三転し、迷走するばかりの首相。 惨敗しても、辞意は冗談でしたと、ヌケヌケと言い放つサッカー日本代表監督。 いま、恥を知らないリーダー達が闊歩している。 こんな時、決まって「
第381号『モーニング珈琲』
取材でも、出張でもなく、京都で遊ぶ旅をした。 初日、一番の目的だった「長谷川等伯展」を観た。 そして翌朝、迷うことなく珈琲店へ向かった。 京都の旅の楽しみの1つに、朝のモーニング珈琲は欠かせない。 「イノダコーヒ本店」、
第380号『長谷川等伯展を観た』
3月、東京国立博物館で開催されていた「没400年 特別展『長谷川等伯』」を見逃した。 暫くして、「長谷川等伯展」が京都国立博物館へ巡回されることを知った。 長谷川等伯は、1539年、能登七尾に生まれる。 はじめ、絵仏師と
第379号『キーワードは「教育」』
日本のクラシック音楽界をリードしてきた楽団のひとつ、日本フィルハーモニー交響楽団。 いま、ファンサイトでは、親子で楽しめる日本フィルファンサイト「楽しい音のおもちゃ箱」サイト制作のお手伝いをしている。 サイト制作のコンセ
第378号『100冊』
日々、仕事をしていく上で抱えている課題を解決するためには、本を読むことがどうしても必要と感じた。 だから、とりあえず年間100冊の本を読むと決めた。 100冊という数に特別理由はなかったが、たくさん読む、という決意を具体