第397号『過剰というズレ』
ズレは思い込みから生まれる。 神田から浜町に仕事場を移すことになり、家具をどうするか妻と思案した。 アスクルで少し洒落たオフィス家具にするか、それともニトリで揃えるか。 いろいろな展示場へ足を運び、カタログでも見比べた。
第396号『始める理由』
9月5日 日曜日 晴れ。 横浜市金沢区にある八景島シーサイドパラダイスをメイン会場にし、その周辺エリアで、「横浜シーサイドトライアスロン2010」が行われた。 トライアスロンとは、スイム・バイク・ランを一人の選手が次々と
第395号『偶然と云う名の必然』
夜、TVを観ながら食事をしていた。 カナダ・モントリオール映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を授与したとニュースが流れた。 ふと、去年の春、久々に倅と飲んだ時のことを思いだした。 帰りしなに、彼から本を渡された。 「次の映
第394号『五島列島小値賀島』
先週、夢の扉を開けようとしている男に会いに行った。 長崎県五島列島、小値賀(おぢか)島。 面積12.22km²、人口2942人。 漁業と農業以外、主な産業はない。 高齢化は長崎県で最も高く、しかも、毎年100人上の人々が
第393号『困難ではあるが不可能ではない』
毎月1回、ファンサイト浜町アトリエで開催する「らーぷのスタイリッシュダイニング」で、半年ぶりに「株式会社麦わら農場」の代表、青木理沙さんと再会した。 青木さんは現在、千葉県多古町で無農薬・無化学肥料の野菜を生産しながら、
第392号『これが飲みたかった』
この夏休み、友人に誘われ仙台に遊びに行った。 彼が住む、多賀城市は仙台駅から仙石線で30分ほどのところにある。 七夕を観て、松島まで遊覧船に乗り、岩牡蠣を食らい、「一の蔵」を飲み、海鞘を食らい、「四季の松島」を飲み、牛タ
第391号『ねぷた太鼓』
9年前、2001年7月12日早朝。 弟が永眠した。 脳腫瘍と闘かった3年間だった。 長男である私の代わりに家業を継ぎ、地元の商工会や、ねぷた祭りの運営の先頭に立って動いていた。 誰からも信頼されていた。 帰省したときなど
第390号『嬉しい事件』
些細なことであれ、何か楽しそうにしている人たちがいると、なぜ楽しいのか知りたくなる。 去年12月にスタートしたandparty(アンドパーティ)は、現在、お料理教室を主催する30数名の先生(パーティマイスター)とその生徒
第389号『捨て耳効果』
お客様から「スタッフのみなさん、いつも挨拶や電話の応対がいいですね」とお褒めの言葉をいただくことがある。 この一言は、なによりもうれしい。 ひとり一人、抱えているプロジェクトも多い。 達成しなければならない目標や、日々の
第388号『キルギス共和国って?』
リウマチと前向きに闘う人を応援しよう。 「リウマチファンサイト」は、財団法人・日本リウマチ財団「平成17年度・ノバルティス・リウマチ医学賞」を受賞され、現在、東京医科大学医学総合研究所教授、中島利博先生の呼びかけに賛同し