第447号『恐怖と向きあう』

10月23日(日)雨。 5時に目覚まし時計をかけておいたが、鳴りだす前に目 が覚める。 寒い。 身支度をし、昨夜、事前に準備しておいたウェットスー ツ、自転車、ランニングシューズなど車に運び入れる。 忘れものはないかと、

第446号『新たな地平を切り開く』

世の中に、自分と同じ顔立ちや、似たようなことを考えている人間が3人はいるという。 誰から聞いたのかは忘れたが蓋し、である。 スポーツ選手、歌手やアイドルだけではなく、企業の商品やサービスにもファンは存在する。 そのファン

第445号『卒寿を祝う』

先日、父の卒寿を祝うため、親族が横浜中華街「萬珍楼」に集まった。 父は、1921年(大正10年)10月1日生まれ。 時計修理職人として、つい最近まで仕事を続けていた。 戦前、郷里の津軽で小さな店を持つことを夢みながら、銀

第444号『数字の不思議』

9月23日(金)秋分の日、曇り、気温21度。 5時起床、横浜アトリエ近くの幸浦、並木インターから、湾岸高速で東京湾アクアライン「海ほたる」を経由し、館山道でいっきに南房総市千倉へと向う。 これから、「第40回南房総市ロー

第443号『映画「モテキ」を観た』

週末、映画「モテキ」を観た。 倅、川村元気、企画・プロデュースの新作である。 正直、今回は外したかなと思った。 いや、もう少し正確に言えば、ツボ(面白さ)がよく判らなかったということか。 火曜日発表の映画ランキングをネッ

第442号『時流変化』

ファンサイトに、営業・企画を担当するメンバーが加入した。 川村大輔、1981年生まれ、30歳。 武蔵工大を卒業と同時に、ポッドキャストをベースに、イベントやウェブの企画・制作会社を起業。 6年間ドライブするも、離脱。 そ

第441号『掃除という名の修行』

アトリエのある横浜金沢区の集合住宅が、いま大補修工事の真っ最中である。 築30年を過ぎてはいるが、管理組合の尽力もあり、数年毎に外壁やベランダの塗装、その他、設備の保守・管理など、定期的に実施し、とても手入れの行き届いた

第440号『本牧ジャズ祭』

8月最後の日曜日、十数年ぶりに妻と友人の3人で「本牧ジャズ祭」に出かけた。 JR根岸線、根岸駅からバスに揺られること10分。 会場の本牧市民球場に近づくにつれ、ビートの効いた音と焼き肉の臭いが漂ってくる。 会場に入ると、

第439号『夏の終わりに』

夏は野心で始まり、後悔に終わる。 あれこれと成すべき項目を並べ、結局そのほとんどを成し遂げられないままに終わる。 これまで、ほとんどの夏をこうして過ごした。 それは、「したいこと」ではなく、「しなければならないこと」と思

第438号『朱夏の決意』

古来、中国では1年を5つに分けていた。 これを五行説といい、春、夏、秋、冬と四季の終わりの18日間に、それぞれ「土気(土用)」を設けていた。 曰く。 春を青春、夏を朱夏、秋は白秋、そして冬を玄冬と呼んだ。 以前、知人から