第497号『記憶のスイッチ』

9月、茅ヶ崎海岸でトライアスロンの練習会に参加した。 朝、晴れ間もあったのに茅ヶ崎駅に着いたた頃には雲行きが怪しいくなり、雨も降りだした。 駅から海岸まで歩いて20分の道のり。 10分ほど過ぎたころから、雨脚が激しくなる

第496号『O島成功の秘密』

先日、ファンサイト通信への投稿で、ユウジロウさんというニックネームの方からメールをいただきました。 ユウジロウさんからのご意見は、ファンなんて、作為的にできるものではないといった内容でした。 ファンは自然発生に生まれるも

第495号『Cワイナリー成功の秘密』

493号から、ファンが集まる場作りに成功した事例を紹介している。 今回紹介するのは、年間30万人来場するワイナリー『カーブドッチ』。 いまでは、1万人を超える会員も登録しているという。 このワイナリーは、前回、事例紹介し

第494号『「安穏廟」成功の秘密』

A社ウォーキングシューズの販促企画を通して、ファンの存在に気が付き、気になり始めた頃、 もう1社得意先を担当していた。 大阪に本社を置く、大手葬儀会社。 その、東京進出のコミュニケーションプランを任された。 大阪を中心に

第493号『K直営店成功の秘密』

はじめてファンの存在を意識したのは、A社のウォーキングシューズを担当した時のことだ。 この頃、僕は倒産したアパレル会社の宣伝部を母体に独立した会社に席を置いていた。 ファンサイトを起業する遥か以前のことである。 この企画

第492号『失敗は嫌いですか?』

自己正当化するわけではないが、失敗という言葉は嫌いではない。 これまでの人生を、つらつら振り返ってみて、成功した数より失敗した数のほうが圧倒的に多い。 もちろん、失敗を良しとする人などいないだろうし、僕自身、無論、成功を

第491号『昨日出来たことを今日も続ける』

9月23日日曜日、6時起床。 昨夜から、南房総千倉の宿にいる。 外は雨。 昨日までの暑さとは打って変わり、肌寒いくらいだ。 これから、「第41回南房総市ロードレース千倉」で走る。 距離は10キロ。 このレースに2003年

第490号『キルギス FUN-CLUB』

昨年暮れに亡くなった、顧問の宇田一夫が残してくれた遺産がある。 1つは、ブログ『花も実もない! Marketing One Hit Shot』に詰め込まれているマーケティングの教え。 プランを組み立てていて何かに迷ったと

第489号『父の言葉』

週末、義妹に伴われ上京していた父と1年ぶりで会った。 父は1921年、大正10年10月1日生まれ、もうすぐ91歳になる。 この日、僕の長男家族、姪っ子たちも一緒に横浜中華街で昼食を摂った。 幾分、痩せたようにも見えたが、

第488号『一生の習い』

10年前、前妻のもとを離れた。 どうにも、同意できないことがあった。 なんとか、修復することが出来るのではないかと、先延ばしに延ばしながら暮らしていた。 否、いま考えれば、ただ単に身勝手な安逸と保身が、結論を順延させてい