第637号『本末転倒』

【愛用の手帳】 手帳売り場がにぎわう季節になった。 ファンサイトの起業当初から使い続けている手帳がある。 先日、その手帳を買い求めて横浜そごうデパートにあるロフトに出かけた。 手帳売り場に並ぶ、様々なデザインとその用途の

第636号『覚悟したこと』

【黄金色に色づいた銀杏並木】 先月、仙台にいる親族の訃報をうけ、仏事を執り行った。 今週初め、その遺品整理のため再び仙台に出かけた。 心とは裏腹に秋晴れの空を背景に、黄金色に色づいた銀杏並木が輝いて見えた。 それにしても

第635号『教えるということは何か』

【回る風車】 昨年に続き、今年も企業研修セミナーの講師をお引け受けした。 この他にも、大学と専門学校での授業もしている。 自問自答することがある。 何かを伝え、教えるということは何か。 師弟関係を持つとはどんなことなのか

第634号『もはや、多くのことはできない』

【愛車隆星2号】 時々、ゴルフはやるのかと聞かれる。 商売の上でも、ゴルフコースでの会話がとても有益な展開に繋がるのだ、と。 だから、遅くはないからやってみてはと、先輩や知人から誘われたことも一度や二度では ない。 ボク

第633号『熱度がすべてを決める』

【燃えるような黄昏】 是が非でも、やりたいプロジェクトがあった。 もう駄目かと、ため息混じりにうなだれたことも一度や二度ではない。 しかし、試行錯誤を続け、遂にその仕事を獲得することができた。 今更ながら、何かを成そうと

第632号『掃除行』

【横浜ベイスターズの硬式球】 ファンサイトでは、毎週月曜日の朝、横浜のアトリエに全員が集まる。 業務の流れや、事務報告などを共有するためである。 このミーテイング前に掃除をする。 制作室はもちろん、玄関、台所、トイレと、

第631号『暮らしのスタイルを持つ、ということ』

【近藤康平さんのライブペイント】 連休中、泊まりがけで知人が経営するインド料理店に出かけた。 場所は房総半島の南部、千葉県いすみ市郊外。 東京から特急を使えば約70分。 思っていたよりは近いが、最寄りの駅から、さらに車で

第630号『シンプルなことが一番むずかしい』

【見上げたら、赤い花が咲いていた】 歩くことは意外とむずかしい。 ある日、ランニングの途中で、トライアスロンの専属のトレーナーをお願いしている滝川 氏から、右肩が下がっていると指摘された。 腕の振りや足首の使い方など、細

第629号『信じるということ』

【紺碧の空に白い壁】 20年以上も前の話しである。 当時として珍しかった、ワークショップ形式の集まりに参加したことがある。 友人が理事を務めるNGO法人が主催したものだ。 簡単な自己紹介の後、この日初めて顔を合わせた5人

第628号『時間をかけ、やるべきことをやる』

【スタート3分前】 「シルバーウィーク」の休みは公私共に、とても充実したものとなった。 1つは、ご縁をいただき昨年に続き今年も、株式会社日本マーケティング塾で、企業ファンサ イトの具体的な導入事例を基に、その実践法をお話